ここ数回、試聴環境として、LUMINA II Amator、Marantz Model 40n、DENON DCD−900NEを使ってRCAケーブルの聴き比べをしてきました。不思議なことにやはりRCAケーブルで音は変わります。ただし、値段に比例して音が良くなるわけではなさそうです。特に1万円未満のケーブルの場合にその傾向は顕著です。

 

 

下の図は私がBJ-Electric ML-RHを100として、他のケーブルが何点ぐらいかを完全に主観的に評価した物と、値段をプロットしたグラフです。

値段と私がいいと感じる音質に相関関係があるのかどうかを統計処理するとほとんどないという結果が得られます。傾向としては2万円以上のケーブルの方がいい音である傾向はありそうですが、2万円以下のケーブルには全く相関が無い様にみえます。

 

ただし、このグラフはあくまでもスピーカーをLumina II Amatorに、アンプをMarants Model 40nにした場合に限ります。

 

今回、JBL-LS52でRCAケーブルの評価をして新たにわかった事は、何と、RCAケーブルの評価はどんなスピーカーを使うかによって大きく変わる可能性がある、という事でした。これは、由々しき事態です。なぜなら、RCAケーブルの評価はスピーカーによって大きく変わる可能性があり、場合によっては意味をなさない、という事になりかねません。

ただ、大きく評価が変わったのは今の所、非常に特殊な音を持つ、ヤフオクで購入したケーブルのみです。このケーブル、LUMINA II Amtorと組み合わせると、音が痩せすぎて聴いていられない感じだったのですが、本当に不思議な事に、LS52と組み合わせると、元々音場が広くないLS52の音場を大きく広げてくれ、全くきつさがなく抜けがいい音にしてくれたのです。

 

もしかすると、Zonotone Royal Spiritが非常に合うスピーカーがあるのでは無いかと真剣に考えています。出なければあの値段で売り出すわけが無いと思うのです。

 

ちょっと横道にそれましたが、少なくとも以下の2点が言えると思います。

 

1 値段と音に有意な相関関係はない。

     ただし、2万円以上のケーブルは音が良い傾向にある。

  →プラセボ効果で音が違って聞こえるだけだ、という説は誤りである可能性が高いです。

 

2.インターコネクトケーブルの音質評価はスピーカーによって変わりうる。

 

という訳でLS52をスピーカーにしたときのRCAケーブル評価の続きを頑張っていきたいと思います。