イチケンさんという方のYoutube。私はよく拝見しています。

2日前に配信された、電気信号の伝わり方の動画が素晴らしいものでした。終端抵抗の必要性を説明しているのですが、矩形波が導体内をどのように進むのかが視覚的に非常にわかりやすく説明されています。ちょっと感動しました。

 

これをみると、短すぎるUSBケーブルなどの接続部で反射が起きると信号に多大な影響を及ぼしてもおかしくなさそうです。光LANケーブルでは明確にある程度長いほうが音がいいです。光の場合、どうしても素材が異なる接続部で反射が起きるので、その影響で長さが必要と説明されています。

 

電気の場合にはこれがインピーダンス不整合にあたるとのことです。インピーダンス整合が取られていると、反射は起こらず、波はそのまま進み続けます。しかし、面倒なことに、ケーブルの部分部分がもつ静電容量の違いや太さの違いでもインピーダンスが変わってしまうので反射が起きてしまうとのことで、回路を手で触ると、その度に波形が変わってしまう様が実験的に述べられています。

 

これをみると、私が感じている、デジタル系のケーブルで大きく音が変わってしまうというのも非常にうなづけますし、デジタルケーブルで音が変わらないという主張がいかに、とぼけた主張かということもよくわかります。

 

必見の動画です。