入り口探しの旅、第二弾はfidata as2です。3日間のみの貸し出しですが行きつけのショップの方が尽力してくださり自宅試聴させていただいています。


リポバッテリー駆動+TAISアダプターのSilent Angel Z1とfidata AS2をまずはRoon Coreとして使って、NeoStream +バッテリー駆動+TAISアダプターからのUSB出力での音質を比較します。


音源はDELA N1A/3内の音源とTAIDALの音源を使います。



まずはNAS内のデータ再生で比較します。


電源を入れた当初は勝負になりませんでした。どっちが勝ったかって?? Silent Angel Z1+バッテリー+TAISアダプターです。圧倒的にリアリティが違います。

Z1+リポバッテリー+TAISアダプターの音はもうそこでギターが鳴っている感じなのですが、Roon Coreをfidataに変えると録音した良い音という感じになります。鈍ってしまう感じです。やっぱりRoon Coreは重要です。

 まあ厚みがあるとも言うのかもしれませんが、圧倒的にリアルさが違うので、これは厳しいと思いました。


しかし!!!!!

一晩経ったら状況は一変していました。

こんなに音が変わっちゃうんだ、と言うぐらい変わります。非常に繊細で細かい部分が非常に明確。神経質なほどです。

これでもかと音の細部が迫ってきます。


例えばこれ。あまりにも細かすぎて疲れてしまいます。

うーむ。ちょっとどうしましょう。明らかに音は正しそうです。


そもそもZ1の音に合わせてケーブルとかも調整してきたのでここまで変わると厳しいかも。もっと音が緩めの環境ならここ機種のパフォーマンスは尋常じゃないと感じると思いますが我が家ではToo Muchです。

どう聞いてもZ1の方が聴きやすく音の細部もちょうど良い感じです。


ちょっとケーブルの繋ぎ方を変えてみます。

今の繋ぎ方は

Ediscreation Silent Switchにfidata as2とNeoStreamを両方とも繋いでいます。

これをEdiscreatin Silent Switch→fidata AS2→NeoStreamとしてみます。fidata as2にはプレーヤー用のLAN端子があるのでそこに繋ぐわけです。


さて音ですが、暴力的なまでにトンガってしまいます。うーむ。ROON COERをSilent Angel Z1に変えてもこの繋ぎ方だと音はとにかく尖ってしまいます。fidataがSwitching Hub として作用し音を尖らせている感じです。


我が家のシステムの音に果たすHUBの役割はかなり大きいんだなと実感しました。


fidata as2には外部給電があるのでそちらにすると音は変わるかもですが、、、。


あ、GTO- D2R NCF経由で給電してみよう!


と言うわけでMarantz SA10に使っていた電源をこちらに繋いでみます。



おおおー!


角が取れて良い感じです。それでもZ1よりは細部の感じはよくわかりますし尖った感じが減退していい感じです。結構電源に敏感です。


しかし、Silent Angel Z1の音をはるかに凌駕しているかというと、私はZ1の方がちょうど良い感じに感じてしまいます。ただしZ1はバッテリー+TAISアダプターという組み合わせの電源なのでその点は考慮が必要ですが、、、。



もう少し色々試してみます。しかしこの機種、少なくともこれまで聴いた中では最も購入に前向きになれる機器です。