我が家のNeoStreamは本体よりもかなり高額なアクセサリー群で武装しています。
では一つだけまずアクセサリーを導入するならどれが良いかを検証してみます。
アクセサリー無しだと音源によっては音の広がりがイマイチになります。
例えばスピッツの渚、
アクセサリー無しだと音場はスピーカー間で展開することが多くなりますし奥行き感ももう一つです。
まずは素のままで聴いてみます。
悪くないです。でもいつもの音はもっと高さ方向も横方向も広がります。
まずは安い方からアコリバのRLT-1Kです。
おー、多少広がりますし分離感がよくなった気がします。では外して見ます。うーむ微妙な変化です。まあないよりマシかも、ぐらいです。
次は本命SH-UPX01とPNA USB01を試してみます。
これはUSB延長アダプターにつけて使わないと刺さりません。
まずはSH-UPX01です。2.5万円程度です。
おおおおー!一気に音場が広がりますし音の分離が良くなります。奥行き感も出てきます。
これはお買い得感があります。
ではそれのブラッシュアップ版YUKIMU PNA USB01です。こちらは4.5万円前後と一気に高額になります。
おおおおー! こちらは音場の広がりや分離感に加えて音に実態感が出るというか、とにかく音の粒立ちが良くなり細かい音をはっきりと拾えるようになります。ボリュームが上がった感じです。
2万円分の差はありそうです。USBアクセサリーは一つしか刺せないので、ここは考え所です。お金があるなら迷わずPNA-USB01です。
次はNCF Clear Line XLRです。これも約4万円です。AES/EBUのデジタル出力端子につけます。
おおおおおおーーーー!これは今までで1番音場が広いかも! こんなに効果的だったなんてびっくりです。
これは良いかもしれません。
ではこれのRCAバージョンはどうでしょうか?同軸の出力端子に使えばおんなじかも。
だったら安いRCA用の方がいいです。
うーーーん、これはSH-UPX01程度の効果です。はっきりと効果はありますし音場も広がり分離も良くなります。でもXLRほどではないです。同じアクセサリーなのに、XLRデジタル端子に挿した方が効果が高いです。
ではこれをアナログ出力端子に挿してみます。
これは遥かに同軸デジタル端子に使った方が効果が高いです。アナログ端子だとちょっと良いかな程度です。
では最後にChord GroundArayを使ってみます。これも同軸デジタル出力端子に使ってみます。
うーーーん、これならClearLine XLRやPNA USB01の方が効果が高いです。特にClearLine XLRの後だと、こんなもん?って感じです。これならClearLine XLRとPNA USB01の併用の方がいいかもしれません。
というわけで試して見ます。
ちょっとわかりにくいですが、PNA USB01とClearline XLRを併用しています。
おおおおーーーーーー!全く違います。絶対こっちの方がいいです。これ2個でChord GroundAray一個とおんなじ値段ぐらいなのに。冒頭の鳥の鳴き声?みたいな音が、もうくっきりと響きます。音場は広く音の粒立ちも良いです。
と言うわけで、もし一個だけアクセサリーを購入するならClearLine XLR(メス)をお勧めします。ただし、ストリーマーとして使いUSB出力とした場合です。また電源はバッテリー駆動+TAISアダプターという布陣でのテストです。
最後にいつもの全部入りの状態で聴いてみます。
もう全くの別物です。音場の広さに加え分離感、繊細さ、背景の静かさなど元の音の面影はほぼありません。素晴らしい音です。なかなかこの音に勝てる機器に出会え無いんですよね。困りました。
何かの参考になれば幸いです。