知り合いの近代思想史の専門家の方から勧められてオッペンハイマーを見ました。
彼の奥様は広島での被爆者です
私自身はこの映画には日本人として疑問を抱いていたのですが、奥様もご本人も良い映画だったとおっしゃるので見てみました。
広い映画館の上映室に観客は10人足らず。
IMAXシアターで迫力十分。
難解ですがいい映画でした。お金を払って見る価値が十分にありました。
彼らの苦悩や政治の怖さ、当時の開発者たちの葛藤がよく描かれていましたし、当時の米国の成功に対する熱狂には心底アメリカは怖い国だとおもいました。それだけに終わらず、今の現状に強い警告の映画になっていたとおもいます。
トルーマンに続く狂人プーチンが愚かな決断を下さない事を願うのみです。