バッテリー駆動+TAISアダプターはほぼ最強の組み合わせです。ただバッテリーの充電が面倒です。

そこで菊水安定化電源を先日購入してみた話は書きました。


今日はNeoStream付属のOptiBoxの上流として菊水安定化電源を使ってみる実験をしてみました。



TAISアダプターの小型リポバッテリーを4.05Vまで放電しその状態で安定化電源の電圧を4.05Vに設定して接続します。安定化電源の便利なところは電圧を連続的にと言ってもこの機種では0.5V刻みに自由に設定できる点です。

正直なところ、この操作性はほぼHYPSOSのそれです。HYPSOSはもしかすると安定化電源をオーディオ用にモディファイしたものではないかと疑念が浮かびまます。


写真は曲を再生している最中の表示で、0.166Aの電流が流れています。


さてバッテリーとの音の比較をしてみます。

冒頭のマリンバの音、それに続くドラムの音のところですでに結構な差です。ドラムの音の細部が安定化電源を使うと潰れてしまった感じになります。ただその差は大きくはないですが決定的でもあります。


やはりバッテリー駆動の電流供給能力(例えば今使っているMurata製のVTC6は一本で30A、これを8並列なので240Aの供給能力があります。ちなみにPSEマーク付きです。)の高さは、普通の電源では得がたく、この部分でどうしても音に差が出てしまうようです。


実は自動車用のスーパーキャパシタを注文したのでこれを安定化電源の後ろに接続し、どうなるかを試してみる予定です。


安定化電源→スーパーキャパシタ→TAISアダプター→機器、という感じにしてみようと思います。もしこれがうまく行くなら安定化電源の代わりに普通の電源でも良いかもしれません。ただしスーパーキャパシタを充電してから使う必要があるのでその工夫は必要ですが。


準備ができたらご報告します。