LUMINA Iの音はとにかく購入当時びっくりしました。
スピーカーがここが聴きどころだよと教えてくれている感じだったのです。
ただ難点は低域がもう少し欲しいかなと言う感じなことです。
右がLUMINA I、左がLUMIMA IIです。横幅は5cm近く、高さで3cm弱小さく、奥行きも5cmほど小さいです。
バッフル以外は革張りでこれはLUMINA IもIIも一緒です。
LUMINA IIにはAmatorの銘板が。ちょっと安っぽいかも。せめて真鍮にして欲しかった。
と言うわけでこの両者サイズ的にはだいぶ違います。見た目もやはり木目がLUMINA II Amatorの方が高級感があります。
さて音です。
まずはLUMINA IでMoonを聴いてみます。
うーーーん、これ悪くないかも。音は立体的だし音の分離も十分だし、このスピーカー、やっぱりいいスピーです。ただ低域は足りないです。
さて次はLUMINA IIを聴いてみます。午前中からずっと音を鳴らしていますが、まだ下ろして数時間のごく新品の状態です。
同じくMoonを聴いていみます。
音場のでき方は非常に似ています。ただ一音目からベースの弾み具合が全然違います。また音数が多いです。カラフルです。
おそらく低域がしっかりしたことでさまざまな音の表情がカラフルに音数が増えた感じに聞こえているんじゃないかと思います。
そのせいか一音一音の立体感もかなり違います。
次はオーケストラで花のワルツです。
これは全然違います。音の粒立ち、音数、全てLUMINA IIの方が遥かにいいです。やっぱり弦楽器中心だと違いが出にくいのかも。Moonとかシベリア鉄道とかは結構大差でLUMINA II Amatorの方がいいです。
と言うわけでまだエージングが十分ではない今の段階では、LUMINA II Amatorの方が多くの場合かなりいいです。ただし、小音量で弦楽器中心のクラシックしか聴かないなら敢えて買い換える必要もないかもです。
それ以外の例えば、ロックとかも聴くなら、おそらく買い換えれば幸せになれると思います。
最後にシベリア鉄道をPiega Premium301で聴いてみます。
うーーーん、これはちょっと分が悪いかも。スケール感が一回り違います。
音の繊細さは、LUMINA IIの方が繊細です。ただ低域の充実さや音場の広さは、Premium301の完勝です。
花のワルツも聴いてみました。やはりPIEGA Premium301は音場が広く奥に展開します。奥行き感は今のところPIEGA Premium301の方が優れています。ですからオーケストラを聴くならPIEGAかな。まあ私がPIEGAの音を気に入っているというのは大きいのですが。
やっぱり中古のPremium301の出物があったら万難を排して手に入れるべきだと言いたいです。
というわけで、もう少しLUMINA II Amatorのバーンインが進んだらまたご報告します。