さて先ほど書いた記事の続きです。


この写真の4種類を比べてみます。TAISアダプターはバッテリー駆動が前提なので、リチウムイオンバッテリーに繋いでリファレンス的に使おうと思います。予備的に聴き比べて、リチウムイオンバッテリー+TAISアダプターの音はかなり違うところにいる感じで、これを100点として評価してみたいと思います。


TAISコンデンサバンク、PetiTankもどき、PetiTank Limitedの中でiPowerElitr と組み合わせて最も音が良くなるのは、TAISコンデンサバンクでした。



ただし驚いたことにPetiTankもどきは勝負できるぐらいの音はしています。ただしコンデンサバンクからの配線は極力短くしてもらいました。これは音に大きく影響しますのでもし購入するならそのように注文した方がいいです。


これらのコンデンサバンクを使うと音の粒立ちが良くなり繊細さも増します。そして低音弦楽器のリズムを刻む音がはっきりと分離してきます。


PetiTank Limitedの効果はこれら2機種特にTAISコンデンサバンクと比べてると限定的です。ただし効果はあります。音場が多少広くなり、粒立ちも多少良くなります。


さてこれらをリチウムイオンバッテリー+TAISアダプターを100点として点数をつけると、


iPowerElite 5V+TAISコンデンサバンク 80点

iPowerElite 5V+PetiTankもどき    68点

iPowerElite 5V+PetiTank Limited       58点

iPowerElite 5V単体          50点


という感じでしょうか。

とにかく低域の分解能でPetiTankもどき以上と以下とでは気持ちよさが決定的に違います。

買うならヤフオクのPetiTankもどきのリードを短くしてもらって買うのがいいと思います。


TAISコンデンサバンクとPetiTankもどきの音の差の理由ですが、TAISコンデンサバンクに使っているコンデンサのESRは12mΩ、一方のPetiTankもどきは20mΩ、リード線がTAISコンデンサバンクの方がかなり太い、などが挙げられそうです。