ようやくYラグのケーブルを簡単に交換できるようになったので、WireWorld Solistice8と自作空気絶縁ケーブルを聞き比べてみました。


まずはSolistice8から聴いてみます。



またまた曲はこちらです。音源はNAS内のリッピングデータです。


こんなに高域がきつかったっけ?なんか音がすごくハイ上がりに感じます。

音場もなんとなく真ん中に寄っているという感じです。

とにかく低域がごっそりどこかに行っちゃった感じです。



今度は自作空気絶縁ケーブルです。このケーブル、高周波コイル用の径0.8mmのものを一本につき28本使っています。


このケーブルに変えると一気に音の腰が低くなり、音場も広がります。音の分離も良いです。

やっぱりこのケーブルはいいなーと悦に入っていたのですが、もしかするとGoldMundのアダプターがハイ上がりの原因かもと思って、WireWorldにTechDasを使って聴いてみました。



おおーー!

音の腰が少し低くなってさっきまで神経質に耳に刺さっていや高音はだいぶ和らぎます。これなら全然許容範囲です。立体感もありますし悪くはないです。


もう一度自宅ケーブルに戻してみます。

やはり音の粒立ちががだいぶ違いますし、低域がしっかりします。これは全然違うレベルです。


Solistice8は4万円、自作ケーブルの原料費は、数千円。スピーカー端子は当時ペアで2万円程度でしたから、合計3万円以下でできています。でも手間は無限大でした。そもそも3Dプリンターで3日がかりでスペーサーを作成し、ワイヤの加工で丸一日掛かりました。



それでもやはりこの音はおそらく十数万円のケーブルと対等もしくは凌駕する音質だと思います。


3Dプリンタは今や4万円台で手に入ります。3DCADアプリはFusion360というソフトが商業使用でなければ無償で利用できます。自作が嫌でなければおすすめです。