今日は電池を取り出せたことに気を良くして、今は容量テスト中なので、オーディオルームでスピッツを聴いています。
しかしスピッツがデビューしたのは1991年。それからずっと第一線にいるのはすごいです。
わたしが初めて購入したのはハチミツでした。
今聞いているのはそのCDのリッピングデータです。
やっぱりこの頃のデジタルデータは音が綺麗に分かれる気がします。
Robinsonの特徴的なベースラインが綺麗に分離して今まで聴いていたベースよりもくっきりした感じで気持ちいいです。いいです!
次のアルバム、インディゴ地平線はハチミツが良かったので予約して買いました。
これも当時のCDのデータです。
これを買った頃は1年間で完全に休みなのは数日だった頃です。今なら完全に過労死レベルとか言われちゃいそうですが、仕事が本当に面白かったんですよね。
バッテリー+TAISアダプター、BJ-Electric KAM-X、GTO D2 NCFで武装してからインディゴ地平線を聴くのは初めてです。
音がめちゃくちゃ豪勢になっています。音数が増え低域が充実したおかげで、これまで聴いたことがないスピッツです。
本当にケーブルや電源だけでここまで音がよくなることに驚きます。
試しにInakustik NF2404にインターコネクトケーブルを変えてみます。
ベースラインはドラムやギターの後ろに行って聴き取りにくくなります。NF2404は高域に多少煌めきが乗る感じ出します。これはこれでいい感じです。
ただ、音色の多様性は失われている感じです。音場はNF2404の方がすっきりと見通しが良いです。
BJ-Electric KAM-Xに戻してみます。一聴すると音が詰まった感じに聞こえますが、実際には音色の豊かさはKAM-Xの方がだいぶ優れています。あれほど良いと思ったNF2404の音は同じ色彩というか例えば赤いフィルターを通してみていた感じだったんだなと思います。KAM-Xは無色なので色彩に富むのです。それが初めに書いた豪勢な感じにつながっている様です。
ただNF2404も非常にすっきりした音場で、捨てがたい魅力があります。
いずれにせよKAM-Xで聴くスピッツはすごくカラフルでこれまでになくいい感じです。