先端の小型リポバッテリーを3並列まで可能としたTAISアダプターを作成した話は書きました。試聴したのでその音をご報告したいと思います。

試聴に使ったのはこちらです。


この音源はNAS内のCDリッピングデータです。

まずは小型リポバッテリー3並列で聴いてみます。



同じバッテリーが無かったので別種類の3S小型リポバッテリーを使っています。


まず冒頭のギターのリアルさにびっくりします。こんなふうに聴こえたことはありませんでした。

聴き惚れてしまうぐらい綺麗に倍音が乗って、弦を弾く感じも気持ちよく伝わってきます。

素晴らしいです。


本当にいいです。


では先端の小型リポバッテリーを1個にしてみます。



これでも音は悪くありませんしギターもリアルです。ただ音が重なる部分は3並列に比べて音の分離が悪く感じますし、粒立ちが悪く感じます。


では2並列にしてみます。


2並列はかなり音が良くなります。3並列に近い感じです。1分20秒過ぎからの、盛り上がる部分でも音の分離は良好です。小型リポバッテリーは2並列以上で使う方が良いです。


さて3並列です。


とにかくギターの音の気持ちよさが一段と際立ちます。

1分20秒過ぎからの盛り上がりもより楽器の分離が鮮明になり特に低域の実態感が素晴らしいです。


うーむ、本当にデジタル系の機器は電圧の短期安定性が極めて重要な音をよくする要素のようです。