サブシステムは、Streamer がSforzato DST-Lacerta、DACがVMV D2R、アンプにTRV-A300XR、スピーカーはParadigm Founder40BもしくはPIEGA  Premium301という組み合わせです。

LacertaにはSilentSwitch→10GTEK光メディアコンバータ→SonoreOptical Module →JSPC Audio NOCX2 PRO LANケーブルという経路で信号を入れています。


この経路中、Sonore Optical Moduleは5-9V、Lacertaは5VのDC入力で駆動できます。


そこで、16850リチウムイオンバッテリーとTAISアダプターを使って電源を供給してみます。


全体像はこんな感じです。ちょーごちゃごちゃです。

でもね、音は極めて良くなりました。

SonoreOptical Moduleは電源で大きく音が変わります。今回、ここを今まで使っていたTAISコンデンサバンクからTAISアダプターに変えてみました。


手前が元のTAISコンデンサバンク、奥がTAISアダプターです。

今日のスピーカーは久しぶりにParadigmFounder40Bです。


Founder 40Bは繊細で伸びが良く細かい表現が得意です。しかし玉に瑕なのが、PIEGA PREMIUM301に比べて空間再現性は多少劣る感じです。


ところが上流の電源を全てリチウムイオンバッテリー+TAISアダプターに変えたところ立体感が改善しています。

聴いた曲はこちらです。



元々、非常に能率がいいスピーカーなので真空管アンプとの相性はいいのですが、何故か上流を改善したら立体感が出てきました。


では、スピーカーをPIEGAに変えたらどうなるのでしょうか?


試してます。


おー、やっぱりこっちの方がかなり立体的です。特にドラムの分離感はだいぶ違います。ボーカルもギターもこちらの方が立体感があります。音の細かい部分もFounder40Bに近づいています。


やっぱり私はこっちの音の方が好きです。


この状態でSonoreOptical Moduleの電源をTAISコンデンサバンクに変えてみます。

おーやっぱり立体感が減退しFounder40Bで聞いたTAISアダプター使用の音と同等になります。


ちなみにTAISコンデンサバンクとTAISアダプターの違いはDCプラグ直前に小型リポバッテリーがあるかないかです。


どうもTAISアダプターをSonoreOptical Moduleに使用すると

立体感が増して音の分離が良くなるようです。

元のTAISアダプターに戻してみます。


音量が上がったように感じます。音の立体感が非常に良きなります。


正直なところこの音なら全然満足です。これだけ聞けば非常にいい音だと思います。


うーむ。真空管アンプ8W恐るべしです。


というわけでTAISアダプターはサブシステムに使うと音に質を2段階ぐらい引き上げてくれました。