我が家のオーディオの音はデジタル送り出し機器のDC電源の短期的な安定性を目指しただけでとんでもない領域に足を踏み入れつつあります。



以前にも書きましたが、これ、すごく大事だと思うのでまた書きます。


これまでの経験から、どうもデジタル領域でのみ動くオーディオ機器にとって、供給される電圧の短期変動がない、というのが究極的に重要らしいのです。


例えば5V動作の機器を、電力需要による短期変動を考慮していない全くノイズ成分がない5Vの電源と4Vでノイズがなくかつ電力需給の変動に対応できる電源とを比べた場合、電圧が多少低くても短期変動に対応できる電源の方が明らかに音はいいです。


ノイズを取るためにコイル成分のあるフィルターを使ってしまうと音は悪くなります。例えばアモルメットコアをTAISコンデンサバンクよりDCプラグ寄りに入れると音ははっきり悪くなります。確かにコモンモードノイズは減るのでしょうが、機器の電力需給変動に対処ができなくなるからでしょう。需給といっても1Hzから数GHzまで機器自体が生み出す様々なノイズと言い換えてもいいかもしれません。


供給電圧の正確さよりも、ノイズがなくかつ非常に速い電力需給変動に対応できるよう、電源の内部抵抗の低減化とコイル成分の低減化が何よりも音をよくするための一丁目一番地なのだと思います。