全ての電源をTAIS新型アダプターで武装し、GTO-D2 NCFで武装した我が家のメインシステムで聴くSpecialz。



これ、本当にすごいです。J-POPの中では、いや、世界の中でもおそらく最も練られた音の複雑さを持つKING GNUの面目躍如です。


低域のバスドラムが三連符だったことにびっくりした話は書きましたが、それだけではなく、とにかく音の構成が複雑で空間性に富んでいます。


実はこう言った聞こえ方をするためにはかなり再生能力が高いスピーカーや再生系が必要で、そうでないシステムで聴くと音の分離が悪いために渾然一体となった音の洪水のように聞こえます。それがシステムの電源のグレードが上がるたびにほぐれていき、今やほぼ完全にほぐれて空間に一音一音が複雑に浮かぶ状況です。


彼らの楽曲をリアルタイムで経験できることは本当に運がいいなと思います。