引き続きAtoll IN100SignatureでYG  Acoustics VANTAGEがどこまでなるかを聴いてみます。


電源を入れてから1時間ほど通電して暖気して聴いてみました。

IN100Signatureは結構暖気で音が良くなります。


さて再度竹内まりやさんを聴いてみます。


これはメインシステム再生系+PIEGA Premium301とは比較にならないほど良いです。

音場が遥かに広く立体感に富んでいます。音の粒立ちも分離もこちらの方が遥かにというレベルで良いです。


PM8006でVANTAGEを鳴らすよりも確実にこちらの方がいいと思います。

PM8006はやっと鳴らしてる感があったのですが、これは余裕で自分の音をVANTAGEに奏でさせている、という感じです。しかも中級スピーカーを鳴らすよりも遥かにVANTAGEの方が相性良く感じます。


ATOLL IN100Signature、凄いです!


ここまで書いてふとケーブルを見ると何故かBJ  Electric のML-RHではなく旧型のML-Rになっています。


これをML-RHに変えてみます。

さらに音の鮮度が上がり粒立ちが良くなります。


ここでメインシステム+PIEGAを聴いてみます。

やっぱりVANTAGE+ATOLL IN100Signatureの方が遥かにというレベルで良いです。

比較はこの曲で行いました。


今井美樹さんプライドです。

IN100Signature+VANTAGEで聴く布袋寅泰さんのギターが素晴らしいです。音場も非常に広く音の分離も良いです。


さてもう一度アンプをPM8006に戻してみます。


残念ながら、明確にATOLL IN100Signatureの方がいいです。PIEGA Premium301を鳴らした時にはPM8006の方がいいかなと思ったのですが、VANTAGEとの組み合わせではまるで質が違います。


ATOLL IN100SignatureでドライブしたVANTAGEの音はハイエンドスピーカーの凄みが感じられました。それは音の分離感や高域の質、滑らかさ、そして何より音の立体感が豊かなのです。まるで体が音に包まれたような感じになります。


例えば布袋寅泰さんのギターはATOLL IN100Signatureでは、非常に立体感に富んで、空中に音が漂う感じに聞こえるのですが、PM8006ではその感じが希薄に感じるのです。


ATOLLというアンプは不思議なアンプです。なんで自分より格上のスピーカーと組むとこんなに生き生きするのでしょう。


PM8006の音も決して悪くはないです。悪いどころか良いです。と、ここまで書いて重大なことに気がつきました。PNA-RCA01をつけ忘れていたのです。


というわけで再度PM8006にPNA-RCA01をつけて聞いてみます。


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これは結構変わります。音の粒立ちが明らかに良くなり、音に立体感が出てきます。布袋寅泰さんのギターもいい感じです。音の響きが宙を舞う感じが出てきます。
これならATOLLに善戦しています。
メインシステム再生系+PIEGAの音よりは遥かにというレベルでこちらの方がいいです。

もう一度ATOLLにしてみます。


書き忘れましたがATOLLにもPNA-RCA01を2本使っています。さらにATOLLにはWIND BELL もインシュレーターとして使っています。


やっぱり音としてはこちらの方がかなり魅力的です。とにかく音の立体感が一段上です。素晴らしい!


というわけで、アンプや再生系に9割の予算を割くなら、スピーカーに9割以上の予算を割り振った方が遥かに幸せになれそうです。