寝室のKEF LSXはノイズカットトランスからKOJOのクリスタル6.1というタップに繋いでおり、LANはWIFI経由でRoon再生しています。
まあオーディオルームで余った機器を使っている感じです。
今回、GTO-D2NCFの効果をKEF LSXで試して見て欲しいと言うリクエストをいただいたのがきっかけです。
と言うわけでまずは、Furutech GTO-D2 NCFから試してみます。
こんな感じです。
聴いたのはまたまたこちら
寝室ではクラシックを静かにかける事が多いです。
さて音ですが結構はっきり違います。
まず一音目の弦の粒立ちがまるでと言っていいほど違います。これは楽しい!!!!!
うーむ、こんなに変わるとは。
元に戻してみます。
弦の感じは大きく違います。なんかのっぺりしていると言うか、粒立ち悪って感じです。
GTO-D2NCFに戻してみます。
おおおおおおー!全然違う!!!!!
ここまで変わる?って感じです。バイオリン、ビオラ、クラリネット、トランペットがそれぞれの音色をきちんと出していて粒立ちが良く空間の見通しも全然違います。音場も広く感じます。
素晴らしい!!
ではこの状態で有線LANにしてみます。
LANケーブルは以前、LANケーブル比較で1-2万円程度のオーディオ用ケーブルをことごとく蹴散らした、
このELECOMのケーブルです。これをTPLinkの汎用スイッチングハブに繋ぎます。
こんなハブです。パソコンとか色々繋がっています。
さて音ですが、うーーーん、WIFIの時に感じた粒立ちがすっかり影をひそめた感じです。
WIFIに戻してみます。
これは全然違うレベルでWifiの方がいいです。
これまでの経験でもきちんとオーディオ用にノイズ対策などをしていない環境ではWifiの方が音が良い事がほとんどだと思います。少なくとも、所有した事のあるBluesound Node、DENON PMA-900HNEではそうでした。このKEF LSXもオーディオ用ハブなどを使わないならWifi接続で使うべきだと思います。音は全く違うはずです。
では有線LANでifi LAN Silencerを使ってみます。
おおおおおおー!
結構良くなります。でもどうでしょう、Wifiの方がまだ粒立ちがいいかもです。
もう一度Wifiに戻してみます。
これもはっきりWifiの方がいいです。光アイソレーションなどをすればいいのでしょうが、それができないなら、やっぱり、Wifiが音質的には最適解だと思います。我が家のWifiアダプターはかなり高性能なものを使っているということも影響しているのかもで、全部の家庭で同じ結果とは限らないと思いますが、少なくとも有線の方が音がいいと言うのは幻想です。
今度はスピーカー間のケーブルを変えてみます。
これ大きなチャレンジです。
そもそもスピーカー間のケーブルの仕様が不明です。でも、本国ではChordが作ったK-Streamなるスピーカー間のケーブルを売っており、これはStanderd CAT6との記載がありますからおそらく、LANケーブルで代用可能なはずです。
と言うわけで、ELECOMの2mのケーブルを使ってみます。
この原稿をGTO-D2NCFを使ったKEF LSXで音楽を流しながら聴いているのですが、本当に良いです。GTO-D2NCFをもう一台買おうかと思うほどです。
さてそれでは検証してみます。
白い方が純正のスピーカー間ケーブル、紺色がエレコムのCAT8ケーブルです。
さて、どうでしょうか
2mだとギリギリです。
音は、、、、!出ました! ちゃんとステレオ再生できてます。
さて音ですが、不思議なことに結構良くなります!
音に粒立ちがさらに良くなって、気持ちい感じです。ただ変化は大きくはありません。
でも2千円のケーブルで変わるなら変えた方がいいです。
ちなみにLAN iSilencer をスピーカー間のLANケーブルに使ったらエラーで再生できなくなりました。
と言うわけで、わたしはエレコムのこのケーブルの3mのものを買おうと思います。
それにしても、GTO-D2NCFでここまで音が変わると、本当にもう一個欲しくなります。
KEF LSXの音は良いのですが、気持ちよくなるレベルかと言うとちょっとなと言う感じでしたが、GTO-D2NCFを使うと気持ちいいレベルの音です。特に弦の音は気持ちがいいです。
本当、もう一個欲しくなります。