Sforzato  Lacertaはアクセサリーなしの単体ではSilent Angel M1Tよりもかなり音はいいです。


ただしアクセサリーについてはノイズ対策としてUSB端子に何か一つをさせるだけです。


その他、電源の工夫、LANのノイズ対策などが取りうる選択肢でしょうか。


まずはこの状態で音を聴いてみます。

今回はスピーカーをより細かい音を捉えやすいParadigm  Founder40Bで聴き比べていきます。アンプはTRV-A300XR、DACはVMV D2Rです。




曲はまたまた花のワルツです。

全然悪くないです。音場もある程度広く、細かい音もよく聞き取れます。


まずは電源をipower Elite 単体から、TAISコンデンサバンク付きの自作アダプターを取り付けて聴いてみます。



こんな感じです。


これは結構違います。最も違うのは立体感です。Founder 40Bは非常に解像感が高く音の広がりも豊かなのですが、多少音がPIEGA  Premium301に比べ平面的に聞こえがちです。しかし、 Lacertaの電源をこの形にすると一気に立体感が豊かになって、音のグレードが1段階以上、上がった感じがします。特に木管とハープの立体感と粒立ちが際立ちます。弦も奥行きが感じられるようになります。低音楽器が奏でるワルツのリズムが際立ちます。

気持ちいいです!!


さて電源を元に戻して、USBにSH-UPX01を挿してみます。


うーん、これも変わります。立体感も良くなりますが、効果はコンデンサバンク付きの電源の半分程度でしょうか。また音の細かい表現が良くなった感じがします。手軽さではコンデンサバンク付きのケーブルの自作よりも遥かに手軽です。


次に同系統のYUKIMU PNA-USB01を試してみます。


これは明らかに立体感が違います。電源の効果に近い感じです。木管とハープの粒立ちとり立体感が明らかに良くなります。弦の広がりも十分です。コンデンサバンク付き電源ケーブルの8割程度の効果でしょうか。

金銭的に許されるならUSB端子にはPNA-USB01を挿した方がいいです。


次はLAN silencerを試してみます。

このアクセサリー使っているうちにケーブルの自重で写真のように曲がってしまいます。大丈夫なんでしょうか?



というわけで、


こんな感じに使ってみます。


これは、電源以上に効果的かもです。音は低域が豊かになった感じがして分離感が増します。刺激的な部分がまろやかになりかつ粒立ちが良くなる感じがします。

うーーーん、これはいいで。まず一個何かアクセサリーを使うなら、これが良いかも。安いですし。おすすめです。


と言うわけで、効果の大きさとしては非常に意外なことに、LAN iSilencer > =TAISコンデンサバンク付きケーブル>PNA-USB01>SH-UPX01という順番でした。


最後に併用可能なアクセサリーを全て導入して聴いてみます。






こんな感じです。

もうね、冒頭から違います。冒頭の木管の立体感が素晴らしい!ハープが綺麗!なんでこんなにハープが違うんだろう。

その後の弦の、ぶんちゃっちゃ、ぶんちゃっちゃ、も気持ちいいんですよこれが。

やっぱりデジタル送り出し機器はアクセサリーマシマシがいい感じです。