前回、Popsを中心にPIEGA PREMIUM 301とParadigm Founder 40Bを比べて、その時にはFounder 40Bの方が私的には上に感じました。

 今日はクラシックで比べてみます。


まずは


これ。

 ウィーンフィルとフリードリヒ グルダのモーツァルトピアノ協奏曲21番です。この録音はメインシステムで聴くと奥行きが豊かでホールトーンもよく感じられて結構いい感じです。


これがどう再現されるかです。

まずはParadigm Founder 40Bです。


うーーー〜。なんか初っ端のバイオリンからして奥行きがイマイチかも。

まあ再生系もZEN STREAM +ZEN DAC Signatureなのでこの辺が限界かも。ホールトーンもかなり控えめでとにかく音が全部前に出て来る感じです。

これだけ聞けば悪くは無いですが、メインシステムとはかなり違います。


次はPREMIUM 301です。


!!!!!

これ、全然と言っていいぐらい違います。

音の奥行きがまるでメインシステムの様です。こんなに違う????

ホールトーンも豊かで、これは素晴らしいかも!!

まじびっくりです。

Popsでは精彩を欠いていたのにいきなりクラシックでこんなパフォーマンス見せるとは。

少なくともこの録音に関してはPIEGAの圧勝です。


ではもう少し現代に近いストラビンスキー 春の祭典はどうでしょうか?


まずはPIEGAからです。

使ったのはこちら


試聴は12分00秒過ぎからの部分を使います。木管が静かに奏でた後にブラスとティンパニが再度強奏する部分です。
メインシステムで聴くこの部分はティンパニが奥で鳴り響きブラスも奥行きを持って再生されます。その空間感が素晴らしいです。
PIEGAは空間感は非常によく出ますが、メインシステムに比べると一音一音は多少抜けが悪い感じです。でも奥行きはほぼメインシステムと同等に感じます。

Founder 40Bに変えてみます。
一音一音の細かい部分は非常によく聞こえます。ただよく聞こえすぎて音がみんな前に来る感じで奥行き感が希薄です。平板的に聞こえる感じです。PIEGAの奥行き感とFounder 40Bの鮮明さを足すとメインシステムという感じでしょうか。

どちらが良いかは人によると思いますが、この録音の本質はPIEGAの方がよく再生できているんじゃ無いかと思います。
なんでPIEGAは奥行きを感じるのかは分かりませんがとにかく同じ録音なのに、奥行きをハッキリと感じるのです。そのため曲にスケール感が出ます。

ではピアノ曲はどうでしょうか?


ボレットのラカンパネラで比べてみます。

まずはParadigm Founder 40Bです。非常に音はクリアですがメインシステムと比べて明らかに響きが少ないです。そのため非常に豊かだって音の表情が半減して聞こえます。もちろんこれだけ聞けばなんの文句もない音です。


PIEGAを聞いてみます。

おおおおおおー これは全然違います。とにかく間接音が豊かです。響きが綺麗に響きます。おんなじ音源とも思えないほどです。その点では非常にメインシステムに近いです。クリアさはFounder 40Bの方が上かもしれませんが、響きも含めた全体像では明らかにこちらの方が表現豊かですし、ボレットの持つ魅了はよく伝わってきます。

なんでPIEGAはこんなに間接音をきちんと再生できるのか不思議ですがとにかく別の空間がそこにできる感じで、その意味ではメインシステムに近い聞こえ方です。


と言うわけで、少なくとも、アンプをAtoll IN100 Signature 、送り出しをZEN  STREAM+ ZEN DACで聴く限りクラシックに関してはかなり大差で、PIEGA  PREMIUM 301の方が好ましかったです。


正直なところ、Founder 40Bの方がいいんじゃ無いかと思っていたので非常に意外な結果でした。生楽器系できちんと間接音も録音されているソースはPIEGAはとくいなのかもしれません。