勝手に私が設計・製作者の頭文字を組み合わせて名付けたTAISコンデンサバンクの第二弾が完成しました。

正直なところ小さなDCコネクタに両方を半田付けするのはかなり大変ですが、なんとか綺麗にできました。

こんな感じです。

さらに熱収縮チューブを被せてパルシャットを巻いて


こんな感じです。これをまずはSilent Angelに使ってみます。


NeoStreamに使って違いが分かりやすかった、この曲を聴いてみます。


おおっ!!!!!!!!!!


のっけから全然違います。これまでもこんなにクリアなんだと思っていましたが、さらにはるかに上にいきました。

特に低域の解像感は半端ない感じです。ベースが非常にクリア。S/Nが非常に高くなり、空間が澄み渡ります。コーラスの声が一人一人分離します。ギターが綺麗です。


元のケーブルに戻してみます。


悪くは無いですが、やっぱりまだまだ上があったんだと実感します。特にベースとコーラス、空間の綺麗さは特筆に値します。


元のケーブルの音でも90点は上げられますが、TAISコンデンサバンクを使った今回のケーブルは120点です。


ただ、コンデンサ内に電気が溜まっているので負極と正極をショートするとバチっと火花が飛びます。ここは要注意ですがずっと繋いでいる分には関係ありません。


TAISさんによると、電子機器内ではMHzやGHzオーダーの信号を扱っており、そこの電力需給を考えると電源もそのオーダーで供給を追いつかせる方がいいのではないかとの事でした(と言うか私がそう理解しました)。あってるかな?

そのため元々ESRが低いOSコンデンサの並列でESRを極限まで下げているとの事でした。


おそらく、バッテリーの並列化で音質がどんどん向上したのはそう言った仕組みだったんでしょうね。


TAISさんによるとバッテリーの電源コードのインピーダンス成分もバカにならないはずだとの事でした。


やっぱり業務で回路設計をしていた方の知識や能力には素晴らしいものがあります。


とにかくこのTAISコンデンサバンク付きのDC電源ケーブルは驚きの音質です。