最近、古い全くコンプレッションがかかっていないCDの音が気に入って、いろいろ探しています。我が家にもCDが世に出たころからのCDが何枚かあります。

行方不明になっていた、サイモンとガーファンクルの若き緑の日々(Simon and Garfunkel Collection)が掃除をしていたら出てきました。

こちらのCDです。このCD 、父がCDプレーヤーを購入し、その時に同時に購入したのを覚えています。確かTRIOの製品で、15万円ぐらいでした。ちょっと年数が定かではないのですが、DP1100という機種だったと思うので、おそらく1983年だったんでしょう。

なんと、1981年の印字。まさしくCD元年です。このCDの発売は、1982年ですから、最初期のデジタルマスターという事になります。父と一緒に家に帰ってきて、わくわくしながらCDを再生したのを覚えています。当時、よくわからず、『やっぱりデジタルはすごいね!音が良いね!』等と無邪気に喜んでいました。今にして思えば、当時のハイエンド機材でアナログレコードを楽しんでおられた方からすれば、全くダメダメな音だったに違いないと思いますが、当時の私はまだ、高校生。そんなハイエンド器機とは無縁でした。

ただ、父のステレオセットは当時としてはかなり良いものだったと思います。FM レコパルなんかをよく読んでいた私は父のオーディオが結構いけてると思っていましたから。

アンプはSansui AU D907F extra、レコードプレーヤーはVictor QL-Y77F、カートリッジは DENON DL301でした。カセットデッキはPioneer CT-970、スピーカーはTRIO LS1000。下記に『オーディオの足跡』へのリンクを張っておきます。

 

 

 

 

これで見ると、父は、それぞれのメーカーの最上位機種を買ってたんだなと思います。

遺伝は怖いです。でもこの40年で遺伝の破壊力は数十倍以上になってしまい、今や息子は沼の底の生物に成り果ててしまっています。ああ。

 

思えば遠くに来たものです。あの日からもう40年。FMレコパルは廃刊になり沼の底の生物の愛読書は沼の底のバイブルStereoSoundになりました。


唯一違わないもの。


それは、オーディオショップ。父がオーディオを買っていたのは、当時地元の中規模の電気屋でオーディオに力を入れていたノジマ電気でした。今の私の行きつけもノジマのオーディオスクエア。親子2台に渡って、シャブ漬けです。