今日は古い録音のフォークソングを聴いてみます。リマスターしてあるとイマイチになってしまう可能性があるので、リマスターとは無縁のオムニバスCDから聴いてみました。


これです!

すごい題名でしょ。しかも表紙に載ってるのが、真夜中のギターとブルーシャトーってこれ多分私の年代でも厳しい選曲です。団塊の世代の方をターゲットにしたんでしょうね。今から10年前のCDです。


曲はこんな感じです。


まずは一般的な環境で聴いてみます。

DENON DCD-900NE +ATOLL IN100 signature + PIEGA ACE30です。

ビリーバンバンの白いブランコを聞いてみます。

まあ全然楽しめます。まさしく白いブランコです。

空間性もよく改めてDCD-900NE の実力に高さ、ATOLLIN100とACE30の相性の良さを再認識させてくれる音です。音の広がりや空間性はメインシステムに引けをとならない感じです。ただ、一音一音のリアリティーはだいぶ違います。


メインシステムでリッピングデータを聴いてみると、一音目のトランペットからびっくりします。そしてビブラフラップがちょーリアル。怖いほどです。弦もほんとにリアル。CDにここまでの音が入っていたんだとびっくりしました。この感じはバッテリー駆動にしてから特に感じるようになりました。とにかく古い録音が今目の前で演奏しているように聞こえるのです。もう白いブランコに聴き入ってしまいます。


cdをメインシステムのMarantz SA10で再生してみます。

おー、やっぱりSA10の実力は大したものです。ビブラフラップはいい感じです。

ただリッピングデータの再生と比べると音に滲みがある感じがするのとやはり、リアルさが1段-2段下がります。録音を再生してるな、という感じ。まあでもSA10の、その音でも十分良い音です。SA10は値段の割に(十分に高いのですが、他の機器が100万円を超えてくる中50万円でそのクラスの音がするという意味で)非常に高音質だなと今も思います。

 一方、リッピングデータを10並列のバッテリーで武装したRoonシステムで聴くとそこに楽器がある感じがしてハッとして、そちらを見てしまうようなリアリティーがこんな古いデジタルデータにも入っているんだとわかります。


次の曲、岡林信彦さんの山谷ブルースはもっと違いがはっきりします。ギターとボーカルだけのこの曲は、リッピングデータ再生ではギターを抱えた岡林信彦さんが眼前に出現します。ギターは誰かが目の前で弾いているみたいな音です。声の抑揚も舌の動きや唇の動きまで見えそうです。


やっぱり古い録音は良いです。バッテリー駆動だと音が立体感を持って再生されます。

この年代の曲は全てと言って良いぐらい人が楽器を演奏しています。ギターはギターを、ストリングスはストリングスを、生の楽器を演奏しているのでそれも音が気持ちいい原因かもしれません。


まあ、でも、古くてもダメなのもありますけどね。