冨田勲さんの『惑星』に今更ながら感動し、今日も聞いています。やっぱりこれ、すごいです。



そこで我が家にサブシステムでどこまでこの凄さが伝わるのかを試してみました。

まずはPIEGA ACE30+Atoll IN100 Signatureです。この組み合わせは偶然見つけた奇跡の組み合わせと言っていい相性の良さで、空間再現性は抜群ですし低域も十分です。


再生機器はZEN Stream+ZEN DAC Signature V2です。さてどうなるでしょうか。


いやーこれは素晴らしいです。例えば水星の3分過ぎからの部分。前後上下に自由自在に音が駆け回ります。これがきちんと再現されるではありませんか。何と音の宇宙に浮かんだ感じが十分に味わえるのです。メインシステムと違うのは音の細部の緻密さです。ここはかなり差があります。


やっぱりこの組み合わせは奇跡の組み合わせです。


次にアンプはそのままにスピーカーをLUMINA Iに変えてみます。


一音一音の細部はこちらの方がかなり良く再生されます。特に弦の音?は綺麗です。空間再現性は頭の周りを回っている感があります。きちんと後ろからも聞こえますがちょっと距離が近いです。メインシステムやACE30のような縦横無尽感はありませんが、これだけ聴けば十分びっくりできるほどの立体再生です。

ただし低音が薄いのでACE30のような迫力が出ません。ACE30+Atoll IN100 Signatureは低音が非常にいい感じに出るのです。


と言うわけで、ACE30との比較では高域の繊細さや解像感はLUMINA Iの方がありますが、空間の広がりや宇宙に浮かんでいる感はACE30には劣ります。


次はスピーカーをワングレード上げてParadigm Founder40Bに変えてみます。


同じように水星の3分過ぎから聞いてみます。

もう音数が全然違います。圧倒的に音が多いです。しかもクリア。素晴らしいです。

ただ音場の広さや3D的な空間の広がりはACE30の方が上かも。おそらく10人に聞いたら8-10人がこのFounder40Bが一番いいと言うと思います。低域も十分ですし。素晴らしい音です。でもこの組み合わせだと宇宙に浮かんだ感じがもう一つです。そんな感じが明確にするのはメインシステムとAtoll IN100+ACE30の組み合わせだけです。

なので、私はもしかしたらACE30の方が良いと言っちゃうかも。音のクリアさでは圧倒的に負けていますし、音数が少ないのですが、空間の広さがACE30には有るんですよね。


ではアンプをTRV-A300XRに変えてみます。30分ほど暖気してから聞いてみます



録画してあってドラマを1時間みてそれから聴いてみました。


これは。音の感じはメインシステムに比べて高域に明らかに寄っています。この点はACE30と正反対です。空間の広さは8-9割でしょうか。それでも十分です。音の細部は十分に表現できている感じです。メインシステムのような細かい音が重層的に重なって分厚い感じを醸し出している部分はおそらくパワー不足からかもう一つものたりませんが、明らかにAtoll IN100 Signatureとの組み合わせよりもこちらの方が良いです。

TVR-A300XRとFounder40Bとの組み合わせはさすがにACE30+Atoll IN100を凌駕しています。


最後にアンプをPMA-900HNEに変えてみます。



このアンプもあんまり寝覚めは良くないので、お風呂に入ってから聞いてみます。


さて20分ほど経ってアンプが暖まったところで聴いてみます。音はきちんと立体感を持って聞こえます。このアンプでも十分楽しめます。ただ音場は狭くて、奥行き感はもう一つです。ここはTVR-A300XR+Founder40BやATOLL IN100+ACE30とは異なります。ただ音のバランスはその両者よりも良く、高域から低域までクセなく再生してくれます。

音場が狭く感じるのは多少音が滲んでいる感じがする事が大きく影響しているのかも。


これまでスピーカーケーブルは自作の空気絶縁ケーブルを使って試聴を進めてきましたが、一般的なAETのケーブルに変えてみます。


うーーん、これはヘッドホンで聴いているみたいに頭の周りに音が絡み付いている感じがするのと音の抜けが明らかに悪くなります。宇宙に浮かんでいる感覚はしないかな。

でもこれだけ聞けばびっくりするレベルで3Dしてます。


最後に最もリーズナブルな組み合わせ、PMA-900HNEとLUMINA Iを聞いてみます。スピーカーケーブルはAETのままです。


音場が広がります。

さっきまでヘッドホンみたいだった音が遠くなり立体感が出てきます。多少高域は抑え気味になりますが音のバランスはこっちのほうがいいかも。


これは良いかも。

宇宙に浮かんだ感も多少ですがあります。


やっぱりスピーカーとアンプ、ケーブルの相性があるのは間違いないんだと再認識しました。


今回の検証で、惑星は全てのシステムで立体感を持って3D的に再生できました。

特に


Atoll IN100 Signature+PIEGA ACE30

TVR-A300XR +Paradigm Founder40B

PMA-900HNE + LUMINA I+AET -1302FB SP


の組み合わせでは宙に浮いた感が多少は味わえると思います。

最も宙に浮いた感が強いのはATOLL+PIEGA+自作スピーカーケーブルの組み合わせでした。