Silent Angel Z1の電源はこれまで、ラジコン用Lipoバッテリー 11.1V 9000mAh x 4個を並列に繋いで使ってきました。一応カタログ上はこのバッテリーの最大放電流は100Cなので、一個で900Aが取り出せる計算です。でもバッテリーの値段からおそらくそんな訳はないと思うので半分の50Cとして450Aです。これが4個並列なので、なんと1800A。電圧は満充電の12.5Vから11.5V程度で使用しますのでなんと20000Wクラスの電源❗️なのです。


このバッテリー、並列数を上げればあげるほど今のところ音は良くなっています。2個から四個にしたときはびっくりするほど変わりました。


今回、これを6個にして見ました。


NeoStreamの上に積み重ねているのがlipo batteryです。

後ろから見たところです。


聞いたアルバムは竹内まりやさんのREQUEST


これは、、、、、!

低域はこれまでにないほど力強いです。

素晴らしいです!

一音一音の音の粒立ちがまるで違います。ボリュームを上げたみたいです。


いやー、この方法、麻薬のようにやめられません。何処まで音が良くなるのでしょうか?


巨大な電源供給能力を手にすることで、機器の需要に全く動じることなく安定した電圧、電流が供給されることがこれほど音に効くとは思いませんでした。


元々、Silent Angelの電源アダプターは12V 3A程度だったはずです。今の供給能力は12V 5400A(半分として2700A)です。なんと需要の1000倍です。4個でも需要の600倍はあったので、正直言ってもう飽和しており音は変わらないんじゃないかと思ったのですが、全くそんな事はなく大幅に改善しました。


これまでリニア電源を購入してもまあちょっと違うかな程度だったのですが、このバッテリー電源はまるで音が変わるのです。


おそらくバッテリーによるノイズフリー以上に電源電圧の短期的な安定性が重要なのだと思います。バッテリーですから電圧はゆっくりと降下して行くのですが音はほとんど変わりません。しかしバッテリーの並列本数の増減では顕著に音が変わります。この事実が示しているのは、長期的な電圧の安定よりも、並列化によってもたらされる電源電圧の短期変動が減少する事の方が音に対しては遥かに重要だという事なのではないかと思うのです。


だとすると更なる並列化で、まだ音は良くなるのかもしれません。