次にPMA-900HNEでFounder40BとVantageを鳴らし比べてみたいと思います。

まずは


まずはこの曲です。Founder40Bからです。



ボリュームは26の表示です。




十分に良い音です。音場も広く音の分離もいいです。この音でほとんどの人が不満はないだろうなという音です。素晴らしいです。ただTVR-A300での再生音に比べるとブラスの煌めき感は劣っています。クラリネットのソロも音の伸びがもう一つに感じます。これはアンプの限界かもしれません。


ではVantageで再生してみます。

ボリュームは31です。

ブラスの煌めき感はこちらの方がありますし音数も多いです音の分離もだいぶ良いです。ざっくり聴いた感じでとんでもなく違うという感じではありませんが確実に音の質が違います。


では次に米津玄師さんのキックバックです。


これはVantageから聴いていきます。

最低域も十分出ています。音の分離も良く音場も十分広いです。

これはいい感じです。

次にFounder40Bです。

ボリューム位置は26です。


うーーーん、やっぱりこの曲は違いが出やすいです。音場が一回り狭く音の分離感が悪くなります。ただボリュームの問題かこっちの方が迫力はあります。音が前に出てくる感じです。


最後に室内楽を聴いてみます。


まずはFounder40Bからです。

ボリューム位置は31に上げました。

音場はそれほど広がりません。弦の音はちょっと丸まっているかもしれません。TVR-A300の伸びやかさはありません。それでもこれだけ聴けば十分いい音です。

では最後にVantageで再生してみます。


ボリューム位置は36です


これは大きく違います。音の繊細さが大幅に違いVantageで聴くバイオリンは伸びやかで実態感があるのです。また各楽器の分離も大きくVantageが優れています。おそらく10人中10人がVantageの方が良いというでしょう。


結論

今回の検証では通常バランスがいい予算配分と言われる状態を大きく逸脱した組み合わせでの音を検証してみました。

 少なくとも、今回試したアンプたちのような、ある程度定評のあるアンプであれば、ハイエンドスピーカーを使うことで、音は非常に良くなると言っていいと思います。

 中級アンプをお持ちの方で、どうしても高額なスピーカーが気に入ってしまい、購入したいとお考えでしたら、あまり悩まずに購入されても後悔はしないと思います。バランスを考えて購入するより通常はスピーカーにお金を注ぎ込んだ方が満足度は高くなると思うのです。もし後悔するとすれば、そのスピーカーが持つ本当の実力を発揮させたくなってしまい、オーディオ沼に深くはまり込んでしまった時でしょう。