Paradigm Founder 40BとTRIODE TRV-A300XRとの組み合わせの音は素晴らしいと思います。ただベストかどうかはわかりません。

そこで手持ちのアンプといろいろ組み合わせて試してみました。


組み合わせたアンプはNMODE X-PW1のmono 使いの1bitアンプ、S.M.S.L AO 200のデジタルアンプ, SoulNote SA1.0Rのアナログアンプ、TRIODE TRV-A300XRの真空管アンプとそれぞれ別々の様式のアンプです。

比較に使った曲は


ビッグバンドジャズのこの曲と


Sara KのVincent、女性ボーカルでギターの響きが非常に美しい曲です。

それぞれ、電源を入れて30分ほど暖気してから聴いています。


まずは1bit アンプのNmode X-PW1です。


再生はZEN のペアでXLRのバランス接続でボリュームはZEN Dac Signature V2を可変出力にしています。おそらくその分不利だと思います。


とにかくあっさりした音です。横方向の広がりは素晴らしいのですが高さ方向は他の機種に比べて明らかに劣ります。Sing,Sing,Singではブラスの煌めきのようなものがあまり伝わってきません。Vincentのギターの響きの再現もあっさりです。ただ空間は非常に澄んでいます。余計な音がなく分離が良いのです。これはモノラルという事も関係しているかもしれません。


次AO200を聴いてみます。


値段は圧倒的に安いです。接続はバランス接続でDACの出力は固定です。


!!!!!、これはいけてます!

Sing Sing Singでは、空間の広がりは高さ方向も十分ですし、ブラスの煌めきも十分にあります。クラリネットのソロも高域が伸びやかで気持ちがいいです。音の分離も十分です。

Vincentではギターの響きもよく出ています。うーーーんこれが2-3万円で買えるとはびっくりです。やっぱりこの機種はすごいと思います。音は現代的なソリッドな音で、中庸な力強い音です。美音とは違う感じですが良い音です。値段が10倍近い他のアンプ達と戦えます。


次にTRIODE TRV-A300XRです。


こちらはRCAケーブルで接続します。

Sing,Sing,Singは圧倒的に楽しい音です。ブラスの煌めきが素晴らしいですし、ドラムの皮を叩く瞬間の音が気持ちいいです。クラリネットのソロはうっとりするほど高音が突き抜けます。これが原音かと言われると自信はないのですがとにかく素晴らしい音です。

Vincentのギターは昔、Atoll IN400というプリメインアンプとDynaudio Confidence C2が聴かせてくれたうっとりするようなギターの響きを彷彿とさせます。うっとりするほど綺麗です。


少なくともここまでではTRV-A300XRが圧倒的に良いです。次点はAO200です。


最後にSoulNote SA1.0Rです。


これも接続はバランスです。

このアンプ、これまで我が家ではそれほど良い感じで鳴ったことがなかったので、期待していませんでした。

ところが!!!!!

何とFounder 40Bと組み合わせたら大化けしたのです。

音の感じは極めてTRV-A300XRに近い音です。SingSingSingではクラリネットのソロの高域の突き抜け感、ブラスの煌めき感、共にTRV-A300XRに肉迫しています。

Vincentもギターの響きが美しい!

空間の広がりも高さも出て、とにかくいい感じです。

これはTRV-A300XRと甲乙付け難い感じです。


もう一度TRV-A300XRを聴いてみます。

やっぱりこの機種の高域は特徴的です。多少ハイ上がりなのかもしれませんがそれが良い感じです。SoulNoteよりも空間も広くSingSingSingのブラスも煌めいています。とにかく聴いていて楽しいのです。


というわけで、我が家のアンプ達の中で最もFounder 40Bと相性がいいのはやはりTRIODE TRV-A300XRでした。たった8Wとは思えない音です。

次点はSoulnote SA1.0RとAO200が同率2位という感じでしょうか。

Nmode X-PW1は残念ながらもう一つでしたが、DACのボリュームを使った影響が大きいかもしれません。


何かの参考になれば幸いです。