ちょっと前はヒットチャートの上位はテイラー・スイフトがのMidnightsの曲が独占していました。今はドレイクのHer Lossの曲が席巻しています。


共通するのは基本的に音数が少なく、強い低域と単純な音作りです。オーディオルームは簡易防音なのですが、そんなのお構いなく、低音が家中に響くので家族から苦情が来ます。

正直なところどの曲もおんなじ曲に聞こえます。まあ、俳句とか、短歌の域に達して様式化したのかもしれませんが、オーディオ的には極めてつまらない曲作りです。


このエミネムのThe Marshall Mothers LP が発売されたのは2000年の5月。今から22年前です。でもオーディオ的には今のドレイクよりこっちの方が遥かに面白いし聞いていて楽しいです。まあこのアルバムは名作と言っていい出来だと思いますから、比べたら可哀想かもしれませんが、なんでこんなに劣化しちゃったんでしょうか?


一方で日本の現状は、楽曲がどんどん複雑化しているように感じます。


何度か試聴でもつかっているKick Back。


極めて複雑です。何度も転調してそもそも曲が複雑ですし、録音も部屋中に色々な音が散りばめられます。オーディオ的にも非常に取り組みがいがあります。楽しいです。





Adoのこの曲も、曲そのものの複雑さはないですが、オーディオ的にはやはり3D的に音が散りばめられています。


この髭ダンの曲も少なくとも録音は空間的に工夫されています。

総じて日本のチャートの曲は3D的に音が配置されているものが多いです。


他の国の曲はどうでしょうか?


最近、娘に教えてもらったマネスキンというイタリアのバンドの曲です。やっぱり音は中央に集まって広がりは感じません。ただ、音は悪くはないですが、面白みはないです。

イギリスのシンガーソングライター、Anne Marieのヒット曲、


PSYCHOです。冒頭のピアノの低音はいい感じですが、やっぱり低音が強く音数は少ないです。


世界のポップスは音数が少なく、シンセベースの重低音をベースに音は真ん中に集め、一部を広がりを持たせてアクセントにする、というのが流行りのようです。


日本は完全に別の方向に行っています。でも私は日本のポップスの方がオーディオ的には遥かに楽しいと感じます。欧米に追従して欲しくないです。