10-15万円前後の小型スピーカーの両雄と言っても良いPIEGA ACE30とSonus Faber LUMINA IをNR1200でドライブして比べてみます。


左がLUMINA I 、右がPIEGA ACE 30です。


曲は濱口祐自のCaravanとEva CassidyのCaravanを使ってみます。


さて、この二つのスピーカーまるで性格が違います。

実は小さなPIEGAの方が音のバランスは良いです。LUMINA IはPIEGA ACE 30に比べると高域寄りのバランスです。それだけに一聴すると抜けがいい感じがします。

しかし、実際には音の表情はACE 30の方が、はるかにと言って良いレベルで正確に再現しています。YG Acoustics VANTAGEを使ったメインシステムのバランスに近いのは明らかにACE 30です。音場は広大で低域の量は確かにそれほどありませんが、バスドラムはバスドラムらしく聞こえます。ここがLUMINA Iではバスドラムがパシャッみたいな軽い音になってしまいます。ACE 30ではバスンという感じです。

LUMINA I は確かに広域に特徴があってギターのピッキングの感じなどは良くわかるのですが、それ以外の部分の表現がACE 30に比べると不十分な感じがします。


もう一つ特筆すべきは音量をあげてもACE 30は破綻しにくいという点です。LUMINAでは大音量では高域が耳についてしまうのですがACE 30は全くそんなことはなくきちんと再生してくれます。


より小型のACE 30の方がスケールの大きな音を聴かせてくれることに驚きを感じます。