Inakustik NF2404 XLRをお借りして数日聞き込み、今日はSADEを聴いています。

手持ちのXLRケーブルは3種類、今日はそれらを全て聴き比べてみます。


曲はコレ、The Sweetest Tabooです。


まず最も安価なBJ Electric のXLRケーブルです。値段は1.6万円。私はこのケーブル非常に気に入っています。

とにかく解像度が高い。おそらく5万円ぐらいまでのケーブルでこれを明らかに超えるのは無いのでは無いかと思います。


冒頭の雨の音もまあまあリアルですし左右のギターやボーカルの立体感鮮度も申し分ない感じです。

やっぱりこのケーブル只者では無いです。



ついで、アコースティックリバイブ XLR-PA にHelica 1とJS-PC Audio のアース線を巻きつけたものを聴いてみます。

低域の量感が増し音数も増えた感じになります。ただもにすごく違うかと言われるとまあ違うよっていうぐらいの違いです。



最後にNF2404です。まず冒頭の雨と、NF2404では、はっきりと雷の音が聞こえます。その雷と雨が曲が始まっても続いていることが明確に分かります。


低域もでているのですが非常に引き締まっており、どちらかというとBJ-Electricの音に近いです。ただ音の細かさや音数はこちらの方がかなり優れていると感じます。とにかく聴いていて楽しいです。ああこんなふうに演奏したり歌っていたんだというのが手に取るようにわかるのです。

やはりこのケーブルだけは頭2つ以上抜けています。


というわけで注文前提で値段を確認すると3mも注文可能、1mも可能とのこと。1mは定価およそ30万円税込み、3mはなんと70万円税込みとのことでした。ここから出精値引ですとのことですが、まあそんな極端には引いてくれるわけもなく、DACープリ間とプリーパワー間のどちらを優先すべきか訊いたところ、店員さんはまずはDAC-プリ間の方がいいのではとの事。


仕方なく1mの物を注文しました。また2ヶ月待ちです。


とりあえず7日に返却でいいとのことなので連休中は楽しもうと思います。