YG Acoustics Vantageに使うスピーカーケーブルをInakustik LS2404 AirにするとNordsto HEIMDAL IIとは全く違った音になります。音の鮮度、音場の見通し、音の細部、全く同じスピーカーとは思えないほどLS2404 Airを使った方が良いいことは先日ブログに書きました。


では15万円弱のParadigm Premier 200Bではどうだろうかと試してみました。


まずはLS2404 Airを使ってみます。まあこの組み合わせだとスピーカー15万円に対してケーブルが3倍ほどします。


こんな感じです。


今日は先日Vantageの時につかった東京事変の修羅場を使います。


冒頭のドラムでかなりびっくりです。もしかしたらVantageにHEIMDAL IIを使った音より分離感はいいかもしれないです。音場の見通しもいい感じです。

これちょっと衝撃です。


さてHEIMDALにしてみます。


おおー。はっきり音は変わります。音場の広さは似た感じです。ただ、不思議なことに全然悪くないです。音の見通しや鮮度は多少LS2404 Airの方がいい感じですが、音に包まれた感じや楽しい感じはHEIMDAL IIの方がいいという人もいるかもという感じです。


Vantageではもうお話にならないほど圧倒的にLS2404 Airの方が良かったのですが、そんな感じではないです。


もう一度LS2404 Airを聞いてみます。


確かに音数はこちらの方が多いですし、音場の見通しもLS2404 Airの方がよく立体感も上です。やはり差はかなり大きいです。ここまでの差を何らかのコンポーネントで出すのはかなり難しいかもというぐらいの差があります。ただし、VANTAGEの時のように圧倒的かと言われるとHEIMDAL IIでも許せる範囲です。


おそらくスピーカーケーブルの質に対してスピーカーが追いついていないのだと思います。つまりスピーカーの能力で頭打ちになってしまっているのだと思います。


これはおもしろい発見でした。


以前も書いたコスパのグラフの仮定が正しいのだと改めて確認できました。

ケーブル(イ)がLS2404 Air、ケーブル(ロ)がHEIMDAL、スピーカーBがVANTAGE、スピーカーAがPremier 200Bとすれば今回の現象は見事に説明可能だと思います。まあ当たり前のことかもしれませんがこの理論はどんな機器を選ぶのかという時の参考になるのではないでしょうか。おそらく、最終的に電気信号を音に変換するスピーカーの能力に他の機器の出す音は頭を抑えられているという理論はケーブルに限らず、プレイヤーやアンプにも適応できそうな気がします。