10万円もするケーブルを購入しておいて、こんなことを書くのも変なのですが、なんで電源ケーブルで音がわかるのか不思議で困ってしまいます。オーディオ求道者の方たちが、マイ電柱などを立てて、トランスからオーディオ専用にされているが、それはなんとなく音が変わりそうな気がしますし、すごそうだなとは思いますでも、電源ケーブルって、全くの末端だし。

しかも、上のようにタップのインレットに使って音が変わってしまうのを体験すると、もう、理解の外です。だって、これで音が変わるなら、機器とコンセントの間に咬ませた導体が音に影響してしまうということになっちゃいます。

 

でもね、変わったんですよ。それもはっきりと。私が予想しなかった方向にです。もっと力強くなるのかと思ったら、むしろ繊細になったんです。しかも、パワーアンプ直前のケーブルをPL9000に交換したのと似た傾向の変わり方でした。まあ、これが予想通りなら、プラセボだと言えるのですが、予想外だったので、プラセボ効果とも言い難い感じです。

 

そもそも、交流電源の動的な振る舞いってきちんと解析できるんでしょうか?測定しようと思うと、測定系が被測定系全体に影響してしまうし、電源の50Hzが発生する電磁輻射みたいなものを測定するとしても、微小な部分はノイズに埋もれて、なかなか困難そうですし。

 予想ですが、アンプなどの常に電力需要が細かく変動すると思われる機器への供給側に当たる電源線の振る舞いはよくわかっていないんじゃないかと。

 素人考えだと、まあ一般的に言われている、太く短くは理にかなっている気がします。あとは、実は周波数特性が重要なんじゃないかとも。どんなに巨大なリニア電源だって、細かく需要が変動することに変わりはないわけでそれに対応して、きちんとリニアに供給するには需要の変動周波数がどうであっても、きちんと電力を供給する必要がありそうですし。

 

とはいうものの、地域によって各戸の電源事情は異なりますし、コンセントの錆具合や、接触、屋内線の状況も異なるでしょうから、一概に、これがベストとは言えないんじゃないかなとも思います。巷では評判がいいノイズカットトランスは我が家ではダメでしたし。試行錯誤しながら、自分の好みの音に変わるように工夫するしかなくて、それが趣味としてオーディオが成立している大きな理由なんでしょうね。