YG Acoustics のスピーカーは現代スピーカーの究極の形の一つと言ってもいいのではないでしょうか。
エンクロージャーは全てアルミの密閉型。Dual Coherentと言われる位相と周波数特性の両方を追求したネットワークを搭載し、スピーカーユニット間の位相差は5度以内。スピーカーのユニットはなんとアルミの塊から削り出すという驚きの製法をとっています。
全ては電気信号を完璧な正確さで音波に変換するためです。それらは全てYOAV GEVA氏という一人のユダヤ人技術者が脳内で生み出した理想のスピーカーというIDEAを形にした物です。彼は仕様のほとんどをコンピュータ上の計算とシミュレーションで決め試聴は最小限らしいです。その対極にあるのが、sonus faberやJBLでしょうか?
我が家にやってきたVANTAGEはYG AcousticsでYOAV氏が作った最後のスピーカーです。我が家のシステムで聴くその音はこれまでのconfidence C2とはまるで別物で、その音の実在感は驚くほどです。
また、少なくとも電気信号としてはこれまでもconfidence C2には同じ信号が送られていたのですから、再生系、増幅系もそれだけの能力を既に持っていた、ということです。
さて、比較的安価なアンプでもこのスピーカーを正確に駆動できるでしょうか。ネット上にはアンプで音は変わらないという言説が根強くあります。例えばこの動画。
以前も取り上げましたが、この方の主張は科学的と言いながら結構ツッコミどころ満載です。そもそも動的な信号で負荷抵抗が動的に変化するスピーカーを実際に駆動してステレオイメージを空間に作り出すのですから、実際にスピーカーを駆動して比較しなければアンプの音の違いはわからないと思います。
それは置いておくとして、手元にあるそこそこ評判のいい4機種の比較的安価なアンプとA200+C3900との差を評価してみたいと思います。
4機種のアンプは
1. S.M.S.L AO200
2. Soulnote SA1.0R
2. Thomann S75
3. nmode X-PW1
の4機種です。
実際の評価は次回以降をご期待ください。


