Paradigm のスピーカーの自宅視聴がわりに購入したMonitorSE Atomが到着しました。
購入価格は49800円。早速開けてみます。
こんな感じ。実は、この後出すのが結構大変でした。その点、LUMINA Iはすごくよく考えられていたなと思います。
サイズはかなり大きくてびっくりしました。
こんな感じ。明らかにLUMINA Iよりも一回り大きいです。入力端子はシングルです。バスレフポートは普通に後ろについています。
エンクロージャーの仕上げは、最もシンプル。ただ、壁紙みたいな黒い樹脂で覆われています。高級感はなく、いかにもmonitorスピーカーです。LUMINAの対極です。
値段はLUMINA Iのちょうど半分です。
ツイーターには、Paradigmお得意の音響レンズがきちんと使われています。
これ、近くで見ると思ったよりも精密感があります。さて、肝心の音です。
こんな感じ。小型スピーカーだらけになってしまいましたが、この中で1つ残して大放出の予定です。
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Monitor SE Atomのまとめページを作りました。ご覧ください。
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それにしてもこのスピーカー大きいです。まあ、小型の範疇でしょうが、大きくて安いとなると、音がちょー心配です。舌切り雀だって、大きなツヅラにはお化けが入っていたんですから。
まずはボーカルもの。Jheena LodwickのFeelingsです。
おおおお！
初めのギターソロの段階で、LUMINA Iに似た綺麗な高域です。OBERON Iよりも良い感じです。
その後、ベースが入ってくると大きいだけあって、たっぷりとした低音です。LUMINA IやOBERON 1とは明らかに違って、沈み込む低音が聴けます。
ボーカルが入ってくると、非常にクリア。高音も伸びて気持ちがいい音です。これ、49800円の音ではない感じです。
素晴らしい。
低音がいいので、SADEを聞いてみます。
冒頭のドラムやベースはキレ良く、ベースが前に出て、バズドラムも結構いい感じ。ボーカルも非常にクリアで声の細かい掠れや抑揚がよくわかる。素晴らしい。これ、ロックを聞くならLUMINA Iより絶対いいです。値段は半分なのに。立体感も上回っています。
Helge Lien TrioのTake Fiveを聞いてみます
冒頭のドラムソロは3次元的に広がります。続くピアノとベースが右手で始まるのですが、ベースも細部がわかる感じで、いいですし、ピアノの響きも綺麗です。
音も立体的。確かにC2などと比べると空間の分解能や音の実態感はかなり劣りますが、それでも、OBERON 1よりはかなり上にいる感じがします。それどころか、LUMINA I よりも少なくとも、Sadeやマイケルジャクソンを聞くなら絶対にいいです。音も立体的で、かなり楽しめます。
やっぱり低域がしっかり出ていて、出ているのに高域に被ることなく、濁らせていないというのが大きいと思います。
ここまでいいとは思いませんでした。
バーンインが進めばさらに良くなりそうです。短時間聞いている間にも音のフォーカスがはっきりあってきて、立体感が明らかに増しています。楽しみです。
このスピーカー価格破壊です。
これがここまでいいなら、Personaを自宅で聴いたら、恐ろしくいいはずです。
今のところ、おそらく吉田苑さんが最も安いのではないでしょうか。私も吉田苑さんで買いました。下は、ファンダメンタルチューンです。
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