大滝詠一さんのA Long Vacation をKaNaDeインシュレーターを装備して定位が非常に立体的に改善したC2で聞いてみます。

するとどの曲も空間が音で満たされて、その中に楽器が浮かび上がってきます。マイケルジャクソンやSADEなどの録音がシステムのグレードが上がると何もない空間が音と音に間に出現するのとは対照的に空間が音で満たされます。それは立体的な経験で体全体が音の中に埋まる感じです。これが結構気持ちいいのです。


冒頭の君は天然色ではボーカルが前から私の周りに飛んできて包み込みドラムが空間全体に響きます。シンセサイザーは左手から右手に目の前や頭の上を通り抜けます。初めと最後はピアノの音が正面に広がって締めています。

決して平板な録音ではなく、例えて言えば、中が音で詰まった立方体の様な音です。各楽器はその音で満たされた空間全体に配置されます。勿論後ろに配置される音はあまりありませんが。真横や真上は結構いろんな音で満たされています。

我が心のピンボールでは空間はギターの音で満たされます。ドラムは前から聞こえるのですが、ギターは芯は前にありますが音は上下左右前後に広がって私を包むかんじです。


大滝詠一さんの愛用のスピーカーはJBLだったそうですが、私がJBL ProjectK2 9900とSoulnote の組み合わせで聞いて仰天したのはまさしく今私が経験しているような音に包まれる経験でした。

もしかすると大滝詠一さんがJBLを好きだたのは、こういう音が好きだったからで、音の洪水の中に身を置く気持ちよさが好きだったのではないかなと。私は彼が意図した音にようやく行き着けたのかもしれないなと思います。





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