今日、ふと立ち寄ったお店で、見たことがないスピーカーが置いてあります。私が入ってきたのを見て、店員さんが小さな音でJazzをならしてくれました。
下の写真の左端のブックシェルフと、右から2番目のスピーカーが置いてありました。
へっ??、これ凄いかも。って音です。小音量なのに、しっかりそこにバンドが展開しています。低音も音はかすかなんですが、弾むような質の良い低音が聞こえてきます。ベースが弾む感じ。しつこいようですが、凄い低音量なんですよ、これが。それなのに、しっかり音像が出来ているんです。
こんな聞こえ方は、ホーンシステムと、YGで一回聴いたことがあるだけです。思わず店員さんに『このスピーカー、なんていうスピーカーなんですか』とお聞きすると、デンマークのBorresen(OはO+/)というメーカーだそうです。アンプは、LINNのSelekt DSM、CDプレーヤーはマッキントッシュでした。
下記は本国のホームページです。
本国のホームページはありますが、日本ではまだホームページもありません。
私が聴いたのは、Z3という機種。上の写真の右から2番目です。
時間が無かったので、Helge Lien TrioのTake Fiveだけを聴かせていただきました。
空間再現性は低音量でも凄いです。音を大きくすると多少、低域が私の耳には多めですが、ボワついてはいず、ただ量が出ているだけで締まっています。Dyanudioの様な引き締まったというよりももっとゆるめの感じですが、すばらしいです。とにかく音量が小さいときの聞こえ方は尋常ではありません。
久しぶりに、びっくりするようなスピーカーに出会いました。
今度、きちんと試聴させていただこうと思います。
価格は380万円と、うーん結構ですね。下にウーファーが一つだけのZ2と、ブックシェルフのZ1。それぞれ100万円ずつ安い感じのようです。Z1 190万円, Z2 260万円、Z3 380万円という感じ。
あまりネット上にも情報がありませんが、sound createさんのブログや
ダイナミックオーディオさんのブログ
に情報が載っています。
でも、このスピーカー、ちゃんと聴いたら絶対ものすごそうです。
一度きちんと試聴させていただき、また報告させていただきます。
PS. その後我が家のシステムでもおんなじ様な音量で聞いてみました。おおーちゃんと空間が再現されてます! I love C2 !
やっぱり奥行き感はBorresen Z3の方があったかも。一聴して、えっ!って思ったんですから余程だったんだと思います。
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