除電ブラシが効果があった(あったように感じた)ので、静電気ってそんなにあるのかなと思い静電気計測器で最も安価なサンハヤトのmodel Eg-1を購入。


まずは聞くレコードをジャケットから取り出した直後に計測してみます。

12.1kVの静電気が。1万ボルト越えです。
これをアナログリラックスのレコード用除電ブラシで手に持ったまま処理したのがこちらです。
4.4kVと約1/3程度になりますがここからはどうやっても下がりませんでした。

ところがプレーヤーに乗せてクランプを取り付けると。測定限界以下に。
本当に効果はあるようです。

演奏中も盤面上は測定限界以下の静電気しかなさそうです。
ちなみにSK-Filterを使っています。

でもこれブラシと関係なくただクランプしたからかも。

ではブラシで処理せずにクランプしてみます。

ジャケットから出した直後は10.4kvです。

このままクランプすると。

おおーこれだけでも下がりますね。でもクランプしてからブラッシングすると

静電気は上がってしまいます。このあとレコードを取り外すと

再び1万ボルト越えです。

次に除電ブラシで処理してあげると

4kV台にこれを演奏して取り外すと6kV台でした。


どうもレコードプレーヤーにレコードが持つ静電気が一時的に分散して移り、再び持ち上げる際にレコードに移っている感じです。ですからあらかじめ除電してプレーヤーに乗せた演奏後の方が静電気が少ない感じです。であれば、プレーヤーを機器用除電ブラシで除電してから、除電したレコードを載せた方が最後の電位は下がるのかも。やってみます。

演奏前の電位は4.2kVです。これで除電後です。

うーん、演奏中は同じ0kVですが明らかに音は機器用でプレーヤーを除電した方がいいです。広がりや鮮度はかなり違う感じです。


これが演奏後です。ほとんど演奏前と電位が変わりません。これはどういうことかと考えてみるに、電荷が一旦プレーヤーに移って均てん化する為に一旦盤面上の電位は除電してもしなくても測定限界以下に下がるが、盤面を除電しておくと元の電荷は少ないために、最後の上昇も少ない。機器まで除電するとさらに元に電荷が少ない為に最後のレコードに移る電荷もさらに少なくなる、というぐらいのことでしょうか?


音への影響は電位にして50V以下でもあるので測定限界以下の電位でも音への影響はある、そのため、レコード盤のみならず、レコードプレーヤー自体の電荷を下げておく必要がある、という感じでしょうか。


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