純正スタンドにマグネシウムペレットを詰めてみました。アマゾンで売ってます。
下がそれ。
私は、どれぐらい入るのか見当もつかなかったので、なんと3kgを6千円で購入してしまいました。
オーノー！！！！
実際には、元々のスタンドの重量が片方3.0kg、ペレットを詰めた後が3.4kgだったので、左右で800g程度あれば足ります。あと２ｋｇ以上、どうしよう･･･・。
さて、これを詰めるんですが結構狭くて大変。詰め終わったのがこちら。
詰めた後のスタンドをたたいてもほとんど響かなくなっています。下の動画を見てください。
向かって左がマグネシウムペレットを詰めた後です。見事に響きがなくなってます。
またこのスタンド、結構作りが良いです。値段は37000円と高かったのですが、ヨドバシで買ったので、本体とデスクパッド137000円のポイントを使って、支払いは2万4000円弱。例えばスタンド正面の四隅の丸いくぼみ。ここに、スピーカについているゴム足がぴったりはまります。本当にぴったり。そうすると、真ん中のねじ穴が見事に一致するので苦も無くはめられのです。加工精度は高いです。
足についていたシール。てっきりKEFの文字がシールで張ってあるだけだと思ったのですが、さにあらず。これ、ロゴの保護シールでした。はがすと奇麗な銀色のロゴが。
とにかく、高品質です。もし、ヨドバシで買うなら、最安のwhiteのDeskPad付きセットをかって、ポイントで、このスタンドを買えば、16万円以下でそろいますから、良いかも。
さて、問題の音質はどうでしょうか。
まずはStray sheepから、カムパネルラ。冒頭の音がわーっと上に立ち上がって頭上に覆い被さるような感じもよく再現されています。音の分離もいいです。
竹内マリアの元気を出しての間奏部分を聞いてみます。
ペレットを入れないときよりもなぜか元気な音にはなりましたし、音の分離も非常に良いです。ギターはちゃんと前に響きます。ピアノも綺麗に分離します。
マイケルジャクソンのJam 。男が耳元でささやく感じはちゃんとあり、音場は広いです。
ポルカドットスティングレイのJET。右手に聞こえるギターはメインシステムでは体のすぐ右前ぐらいに浮かんでかぶりつきで弾いてくれている感じで気持ちいいんですが、近い感じで聞こえます。音もきちんと前に飛んできて、汎用スタンドで感じたうるささもなく、綺麗です。
スタンドを使った方が音場は広くなり、音の分離も良くなります。マグネシウムを詰めることで音が前に飛ぶようになります。また音の分離はスタンドにマグネシウムペレットを詰めたときの音が一番良いです。正直元には戻せません。
純正スタンドはあった方がいいです。
KEF LSXはわたしのような頭のネジが外れたマニアでなければ十二分にメインで楽しめるポテンシャルを持っています。可能であれば純正スタンドとセットでそこになんらかのFillerを入れた方がいいです。セットで買っても16万円前後ですし。マグネシウムペレット600gでも少なめながらだいじょうぶかも。
この機種には設置さえちゃんとすれば、アーティストが音の細部に込めた想いをキチンと再生して私たちに教えてくれる実力があります。
いずれにてもオーディオ初心者で、今後趣味として楽しまないのならこの機種はチョーオススメです。
何かの参考になれば。
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初めの公開時の音質の記載を音量を下げてしまった状態での再生と気づかなかったために、キチンと音量を以前と合わせてレビューしなおしました。
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