前回、Roonの導入について書きました。

今回はRoonの音質についてとRoonCoreをどう設置すべきかについて書いてみます。

 

まず、Roon導入後、Roon CoreのMacMiniはWifi接続としてみました。

早速試聴。再生はRoon ReadyのLumin U1 miniです。

え・・・。全然違う音になっています。音場は、広大?というか広がりすぎ。うーん。音は完全になまっています。Wifiがだめなのかしら。

 

では、と、Dela s100に直接LAN接続をしてみます。パソコン本体をオーディオ器機に直接接続することに何となく嫌な感じがあるのですが、Wifi接続の音は全くだめだったので仕方がありません。

さて・・・。いつものようにMichael Jacksonです。うーん。音場はやっぱり広く奥行きも出ます。ただ、音がなまって聞こえるのは多少良くなりましたが、同じです。ピアノのアタックや、ギターをつま弾いたときの弦にピックが当たるときのニュアンスがわからなくなってしまいます。

 

これは・・・。Roonだめかも。

そもそも、RoonはNASからデータを吸い上げて、それをコアとして指定したパソコン内でPCMに変換して送り出しているようです。これは、米津玄師のflamingoをRoon経由で再生している所です。

表示がPCMになっています。通常のLUMIN経由では

WAVに。これは、FLACでも同じようにPCMとなっています。どうにもダメなので、以前、インターネットとDELA S100との間を光接続にして非常に良かったので、Roon CoreのMacMiniとDELA S100の間を光接続にしてみます。

MacMiniは画面共有でipadから操作していますのでディスプレイはありません。

さて、どうなったでしょうか・・・•。Michael Jackson のBlack and Whiteを聴いてみます。

かなり改善しています。今までになかった程音場は広がり、えっというような聞こえ方で楽しいですが、音の鮮度は明らかに悪くなっています。まあ、それまでのどの接続よりもかなりいいですが・・・・。

 

ということで、RoonCoreは、出来るだけいい環境で再生系に繋いだ方が音はいい様です。しかし、RoonCore内でなんらかの処理をされるためか、Roon経由では私の環境では音が鈍ってしまいます。音場は広く、音もほぐれるのですが、さすがに曲によっては聴くに耐えません。EminemのThe Marshall Mathers の中のStanは冒頭の雨音や女性の声がラジオから聞こえる感じが生々しいのですがその生々しさがすっかり無くなってしまいます。Eminemのボーカルの生々しさもかなり削がれてしまいます。

 

考えられるのは、RoonCore内での処理が音場重視で、生々しさはあまり重視していないのか、それともCore内のノイズで音が鈍るのか、ですが、いずれにしても、もうすこしこのまま使ってみます。でも、永久ライセンスが699ドルの値上げされており、年間も199ドル。かなり躊躇します。削除しようかな・・・。

 

どなたか、Roonの再生環境、こうしたら音が良くなるというヒントをくださいませんでしょうか?

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その後、Roon CoreをNUC10にし、光接続のSFPモジュールの変更その他を行なって、音質的には、非常に優れた感じになりました。

2021年5月8日現在の私が考えるRoon高音質化の経緯とまとめのページもご覧ください。

 

 

 

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