今回は、Kanye West の2010年のアルバム、My Beautiful Dark Twisted Fantasyという、Hip Hopのアルバムです。Kanye Westの5枚目に当たるアルバムです。オーディオ的にも寝られていると感じるアルバムです。
オーディオ的おすすめ度 ★★★★☆
My Beautiful Dark Twisted Fantasy
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評価
#1 音の広がり 8点 左右だけでは無く、前後上下に広がります。
#2 音の立体感 8点 コーラス、ボーカル、楽音が重層的に立体的に配置されます。サウンドステージをかなり練ってつくりあげていることが分かります。
#3 ボーカルのリアルさ 7点 ボーカルが生々しい録音と楽音として扱われている録音と曲によって異なります。ここは生々しい曲で評価しました。
#4 楽音の独立性 8点 立体的に空間に配置されます。ディストーションをかけた音もそれぞれが独立して計算された位値に配置されて分離しています。
#5 楽音のリアルさ 6点 多くの音がディストーションがかけられており、生々しいというのとは違います。
合計 37点/50点中
Kanye Westが未だきちんとしていた頃の代表作です。オーディオ的には非常に楽しく聞けるアルバムで、次はどんなだろうと楽しみになる仕掛けが沢山あります。
Hip Hopなんてと思わずに聞いてみて下さい。結構良いなと思うと思いますよ。おすすめです!
この評価は、あくまでオーディオ的面白さの評価で、アルバムの価値や楽曲の良さとは全く無関係です。
そして、このブログは、川崎大助さん著 教養としてのロック名盤ベスト100 にリストされているアルバムのオーディオ的な側面のみを取り上げて、ここで評価しています。
教養としてのロック名盤ベスト100 (光文社新書)
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読み物としても面白い本です。
評価環境
ソース:TIDAL ストリーミング Flac 44.1kHz 16bit
スピーカー:Dynaudio Confidence C2
再生系:Lumin U1 mini→Hugo M-Scaler→Chord DAVE
アンプ:Pass Labs XP 20→Accuphase A200