今回は、David Bowie、1976年のアルバムで、彼の10枚目のアルバムに当たる、Station to Stationです。

冒頭のStation to Stationは10分におよぶ大作。蒸気機関車の音(おそらく模したもの)が右から左に移動するところから始まります。

この曲も含め、楽曲は良い感じの曲が多いのですが・・・。

 

オーディオ的おすすめ度 ★★★☆☆

 

 

 

評価

#1 音の広がり 5点 それほど広いという訳ではありません。正直平均点です。

#2 音の立体感 6点 部分的には立体的に聞こえます(TVC15の後半、Station  To  Stationの冒頭など)が、横並びに音が配置されている部分がほとんどです。

#3 ボーカルのリアルさ 5点 Bowieのボーカルはエフェクトが基本的にかかっており、生々しいという軸では語りにくい感じです。

#4 楽音の独立性 6点 楽音はきちんと分離しています。

#5 楽音のリアルさ 5点 楽音の生々しさは平均的です。

合計 27点/50点中 

 

録音としては凡庸といって良いと思います。冒頭のSTATION TO STATIONの前半、tvc15の後半、など、はっとする部分も、あるものの全体的に録音だけを考えると面白みに欠けます。

 

 

 

この評価は、あくまでオーディオ的面白さの評価で、アルバムの価値や楽曲の良さとは全く無関係です。

そして、このブログは、川崎大助さん著 教養としてのロック名盤ベスト100 にリストされているアルバムのオーディオ的な側面のみを取り上げて、ここで評価しています。f

 

 

教養としてのロック名盤ベスト100 (光文社新書) 教養としてのロック名盤ベスト100 (光文社新書)

 

Amazon

 

 

読み物としても面白い本です。

 

評価環境

ソース:TIDAL ストリーミング Flac 44.1kHz 16bit

スピーカー:Dynaudio Confidence C2

再生系:Lumin U1 mini→Hugo M-Scaler→Chord DAVE

アンプ:Pass Labs XP 20→Accuphase A200