SACDプレーヤー物色中　その2

昨日、SACDプレーヤーの比較試聴をきちんとした環境でさせていただきました。

DENON DCD-SX11とmarantz SA12です。

この2機種、音の聞こえ方がだいぶ違います。おなじ会社とは思えないぐらいです。

 

 

 

SX11はバランス接続で聞きました。全体的に押し出しが強く、力強い音という印象です。低域も締まって聞こえます。

SA12は空間が広く感じ、特に高さ方向はSX11よりもよく出ている感じですが、これはアンプやスピーカー、部屋の結構変わる部分かなと。低域はSX11よりもゆるく感じます。どちらかというと綺麗な音という印象で、私のシステムに似た音だと感じました。

 

正直言って、好みはマランツですが、ただ、多少低音が緩く感じることを許容できるかどうかです。

 

悩んでいると、SA10を聞いてみる？と悪魔の囁きが。それは、本末転倒です。そもそも、アンプの下取りに35万円でEsoteric K-03を出し、SACDを聴くために10万円以下のSACDプレーヤーを探していたのです。でも、まあ、聴くだけならいいかなと、聴いてみました。

 

 

基本的にSA12とおなじ方向性ですが、質が2段階ぐらい上がっていますし、低域のゆさも全く感じません。うーん。SA12やSX11でさえ、予定していた金額の2倍超なのに、これは当初予定の4倍です。うーーん。もう少し悩んでみることにしました。でも、これは非常に危うい兆候です。

 

自宅に帰ってきて、試聴に使ったのとおなじ曲を聴いてみます。やっぱり全く違います。音の鮮烈さや広がり、細かさなめらかさどれをとっても、CDのリッピング音源をLUMIN U1 mini-Hugo M Scaler-DAVEで聴く方が格段にいいのです。ただ、SX11にある、力強さというか、押し出し感はあまり感じません。

そう自分を納得させて、SX11に逝くのが幸せかも。

 

もう少し、楽しく悩みたいと思います。