先日、ポチッってしまった、YMOの40周年記念のsacdと高音質LPが届きました。ほんとうは普通のLPで良かったのですが、売り切れで、45rpmの高音質版が多少安くなっていたので、そちらを購入しました。

このLPの中身にびっくり。

当時の24トラックのどのトラックに何を録音したのか、という当時の記録(と思われる紙)が全曲。また、おそらくスタジオの利用表?のような 1979年3月の日付の入った進行表のようなものが3枚入っています。

これは、昨年NHKのBS 名盤ドキュメントの solid state survivorの回で出ていたものです!

こんなおまけが付いているとは思わずにポチったので、超得した気分。

さっそく、SACDのCD録音をリッピング。

おそらく同じマスターからのLPとCDデータを聞き比べます。

 

アナログ環境は、VPI classsic 10'トーンアーム+windbell+phasemation pp2000→Phasemation EA500.

デジタル環境は、Dela N1A/3 20ssd →Dela s100→Lumin U1 mini→USB(ifi audio usb 3.0経由)→Hugo M-scaler→DAVEです。

 

うーん。どっちも良いけど、曲によってはそっくりに、曲によってはかなり違う雰囲気で聞こえます。ただ、わたしの環境だと、デジタル系の方が良いと感じる曲が多いです。音数もデジタルの方が多め。以前のCDリッピング音源よりもドラムの明瞭度はかなり上がり、音数も多く聞こえます。

音場はアナログ環境の方が広く感じます。

特にcatalistaでは空間に満ちる濃密な感じが、LPではあっさりしているのに、デジタルではかなりの濃度で迫ってきます。おそらく再生機器の音質の違いだと思うのですが、どちらもありの感じです。

ただ、このLP片面に2曲しか入っていないので、かなり忙しないです。

 

CDレイヤーのリッピング音源でも結構いいので、esoteric K01Xsや Grandioso P-1 D-1コンビ、K-1xなどでSACDレイヤーを聞いたらさぞすごいだろうと思ってしまいます。

 

今回の比較で、Hugo M-scaler+DAVEは普通のCDの音をここまでにしてくれるという意味では、得難い存在だと再認識しました。

 

休日にゆっくり(忙しなく)高音質LPを楽しもうと思います。