元々、私はアナログオーディオは全く興味が無かったのですが、あるときヤフオクで

TD320/SME3009/S2に入札したところ、他に入札者が無く、格安で購入できたので、安いフォノイコライザーとオーディオテクニカのMMカートリッジを購入。

全部で10万円もしなかったと思うのですが、えっ、という位いい音だったのです。

 

これに衝撃を受け、中古でもう少し良いプレーヤーを探していたところ、VPI classicの10inchモデルが、格安で出ているのを発見。即購入。カートリッジは、phasemation PP-300の中古、フォノイコライザーもphasemation EA250の中古を購入。全部で、35万円ほど。

これにwind bellを追加したところ、音が激変し、当時のEsoteric K-03とどっこいか、もしくはアナログの方が良い感じに。

あるとき、行きつけのショップの方から、pp-2000とEA500の傷物がメーカーから放出されるがどうでしょうとオファーを受け、これが格安。元々、ネットワークプレーヤー用にためていたお金をそちらに振り分けて購入しました。

これを買ってから、どうやっても当時のメインシステムesoteric K-03では音では太刀打ちできず。一時アナログばかりを聞くようになってしまいました。とにかく音像がしまって、音が美しい。広がり感も全く違うのです。

ただ、アナログ音源は中古が中心。聞きたいレコードを手に入れるのも大変ですし、そもそも、レコードがない物も多く、困っていました。

 

そんなときにDAVEの音を聞いて、余りにアナログの音に似ているので、これはと思い、Chord mojoを手始めに購入。やっぱり良い感じで、その後にQutestも。あげく、DAVE+M-Scalerという今のシステムに行き着きます。

 

元を正せば、pp2000+EA500の音から始まったデジタル系の大散財なのです。

 

というわけで、今日はアナログとデジタルを久々に聞き比べてみました。

言わずと知れたElic ClaptonのUnpluggedです。アナログは2枚組の高音質版。

 

デジタルは1992年の発売からまもなく私が購入したCDからリッピングした音源です。

 

正直、甲乙つけがたい感じです。アナログに掛けた金額は、デジタルの半分にも満たないのにです。ただ、私にとっては、甲乙付けがたい、しかも、高音質LPと発売当時の古いCDのリッピング音源でという点は何物にも代えがたい利点で、まあ、散在も仕方が無かったかなと言う自己弁護をしています。

 

もし、アナログを未経験の方がいらして、どうかなとおもっておられるなら、面倒くさい調整や操作があるものの、調整次第でデジタルの半分以下の金額の機器でも同等の音がすると思いますよ。