私は元々Accuphaseの製品が好きではありませんでした。というか見た目で拒絶反応だったのです。金色でおんなじような形で、しかも高い。


どちらかというとGoldmundとか、PASSとかが形としては好きで、そういった製品を購入して使ったりもしました。当時は主に中古です。


プレーヤーはesoteric K-03、プリアンプはGoldmund Mimesis7.5、メインアンプはPASS X250と言う今考えると形と値段だけで選んだちょっとよくわからない構成でした。でもね、結構いい感じでした。特にMimesis 7.5は独特の立体感と柔らかさがあって今も手放さなければ良かったかもとちょっと後悔しています。

そんな私が流石にメンテナンスができないアンプを所有している事に怖くなり、プリアンプを入れ替える事にして色々探している時に出会ったのがAccuphase C2410でした。私がC2410を一聴して気に入った時にはショップの方はびっくりしていました。てっきりOCTAVEのアンプを選ぶと思われたようです。


その後、パワーアンプをPASS X350にプリアンプを同じくPASSのXP20に変えてスピーカーはDynaudio ConfidenceC2という時代が結構長く続きました。モノラルパワーアンプを探していたら、Accuphase A200の中古がちょうど売られており視聴もせずに即決で購入。PASS X350とは全く違う音でその情報量に驚きました。


スピーカー探しの旅の最中に、良いなと思うスピーカーがあると大抵はプリアンプがAccuphase C3900だという事に気づきもしかしてこれはプリアンプの音が好きなのかもと思ってC3900を視聴させていただき、瞬時に気に入って購入。

ここに至ってAccuphaseのフラッグシップ機のペアになったわけです。


私はSoulnoteも何度か聴かせていただいているのですが、どうももう一つピンと来ないのに何故かAccuphaseは大抵一聴して気にいるのです。これはもうAccuphaseの音が好きとしか言いようがありません。

Accuphaseの音はおそらく多少艶やかさが載っているのだと思います。それはGENELECと比べて明らかにAccuphaseの音の方が綺麗に聴こえるので初めて気がついたのですが、どうも私は高解像度でありながら綺麗な音が好きなようです。


じゃあTADとかのアンプは聴いたのかと言われると聴いていないのですが、モノラルパワーアンプで200万円台で買えるアンプは実はほとんどなく、TADだとM700でペア600万円、スペックはRPA MG1でペア720万円。

絶対買えません。Soulnote M3が唯一の選択肢なのですが、以前にショップで聞いた時にはあんまりピンと来ず、でした。


実はAccuphase A300の価格は極めて良心的なのです。



また万が一の事があってもその修理は高額ではなく極めて良心的な価格です。一度A200をショートさせて煙が出た時も送料と修理費込みで4万円台というちょっとびっくりするほど良心的な値段でした。


さらにAccuphaseという企業の姿勢も私がAccuphaseのアンプを買いたくなる一つの理由です。彼らはイタズラに規模を大きくせず、とにかく良いものを責任もって顧客に届けるという姿勢に終始しています。これは創業者の春日兄弟のDNAが今も息づいているからに他なりません。


と言うわけで、私がAccuphaseのアンプを購入する理由は


1. とにかく音が好き

2. 価格が性能比で良心的

3. メンテナンスがとにかく安心

4. リセールが極めて強い

5. そもそもAccuphaseという会社のありようが好き


です。