2011年 イギリス・アメリカ・アラブ首長国連邦 合作
☆監督・・・ジョン・マッデン
☆キャスト・・ジュディ・デンチ、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソン、マギー・スミス、デブ・パテル
英国の熟年男女7人が余生を過ごす場所を求めてインドの高級滞在型ホテルへ向かい、様々なトラブルやドラマを経て新たな人生を掴み取る物語。
007を卒業してしまい寂しいなあ、と思ったジュディ・デンチや、パイレーツのビル・ナイなどいぶし銀の英国俳優が深みのある演技を見せてくれます。
舞台となるのは、若い実業家の卵がその熱意と情熱で「近い将来」に豪華になる予定のホテル。
謳い文句とはかけはなれた古い建物に拒絶反応を起こす者、面白がって興味を示す者、と色々だ。
インドまでわたってきた理由はそれぞれだが、新しい環境に身を置くうちに今までとは違う価値観が芽生えて、より豊かな人生に到達していく様は、観ていてなんとも老後に希望が持てるというか。
歳をとり、もはや新鮮なことなどこれっぽちもない、と決め付けがちな「老後」という黄昏の時間だが、思い切って行動を起こしてみるとまた違った景色を見ることができるのでしょうね。
インドの雑然としてカラフルな街の様子も楽しいし、緑や花にあふれる様子はもちろん欧州の感じとはまた違っていて美しい。衣装の布のパターンやインテリアとか、そういう細々したものを見るのも楽しい映画です。
なんといっても、人生の晩年とも言うべき時期に新たな恋と別れを経験する彼らのどきどき・ワクワク感は、またこの上なくスリルがあって釘づけ♪でした(*^_^*)
