2010年 アメリカ
☆監督・・・ジョン・タートルループ
☆製作・・・ジェリー・ブラッカイマー
☆キャスト・・ニコラス・ケイジ、ジェイ・バルチェル、アルフレッド・モリーナ、テリーサ・パーマー、トビー・ケベル
まったく子供だましな映画をよく作るもんだ~とか思いつつも、実際観てみたら思いっきりハマるシリーズ、の一作でありましたよ、今回も。
泣く子も黙るジェリー・ブラッカイマーに、「ナショナル・トレジャー」のスタッフが再集結、とは観た後で知ったのだけれど、それも納得!の面白さでした(^O^)
特に主人公が子供時代に初めてまぎれこむ怪しげな骨董品屋?なお店の中の凝りに凝った装飾が雰囲気抜群で、ほんと良かった~♪訳の分からない標本とか、いかにもな重厚で怪しい雰囲気と古い時代からあるような様々な品物が好奇心をくすぐりまくり。
落とした紙を追いかけて、誘い込まれるようにその店へ入り込んだ少年は、実は魔法使いが何百年も探していた師「マーリーン」の後継者だった...。
で、封じ込めておいた悪の親玉を再生させようとする悪の魔法使いと、それを阻もうとする善の魔法使い(ニコケイ)が戦うのだが、それぞれに若者の弟子を抱えている。ニコケイの骨董屋に吸い寄せられて来てしまった少年は成長して物理オタクの大学生になった。その彼が善の方の弟子。そして、悪玉の方の弟子は人気マジシャン。今どきの若者気質とからませて魔法で戦う、っていうのは、考えてみたら結構新鮮味のある設定だったのかしらん。
一応名前は聞いたことのある「ニコラ・テスラ」という実在した物理学者がいるんだけど、彼の『テスラコイル』を再現して、意中の彼女にテスラコイルの奏でる音楽を聞かせたり。その物理の知識で、最後にモルガナ(悪の方)の復活を止めさせたり。物理おたくは実は最強だった!?
「科学を突き詰めると、どんどん魔法に近づいていくんだ」~というニコケイのインタビューが興味深かったです当時、物理のことがよく分からない人々からしたら、ニコラ・テスラの実験などは本当に魔法のように思われていたのだとか。とてもユニークな手法と演出で科学や物理にアプローチすると、それはもはやエンターテインメントになる、ってことですね。でんじろう先生しかり。
悪の元祖を閉じ込めた人形を奪われ、よみがえりの儀式がはじまっているところに乗り込む物理オタク青年。彼は魔法もある程度マスターして使えるけど、とりあえず物理知識で彼らのパワーを断ち切って、で、眠っていた彼自身のパワーも炸裂して大活躍(^_^;)
高層ビルのてっぺんの角についているワシ(?)の装飾が魔法で生き生きと羽ばたき、魔法使いを乗せてるところや、乗り込んだ車をスポーツカーに変えてのカーチェイス、とか細かいところもなかなか面白いです。
それと、魔法を覚えたての物理くんが彼女が来るまでに片づけしなきゃ!と魔法を使ってホウキだのモップに掃除をさせるシーンも茶目っ気たっぷりで楽しい場面。
今どき青年とニコケイの大真面目な魔法使いっぷり、敵の魔法使いもばっちりハマってるし、彼の弟子のマジシャンの勘違いナルシストぶり、とキャストも小物づかいや舞台装置も本当に見ごたえあったですよ。
これは、一回くらいは観ても損はないと思います。食わず嫌いしてる人は是非!
