2013年 アメリカ
☆監督・・・ジョセフ・コジンスキー
☆キャスト・・トム・クルーズ、オルガ・キュリレンコ、アンドレア・ライズボロー、モーガン・フリーマン、メリッサ・レオ
やはり、トム・クルーズは無敵だな!っと思わずにいられないなぁ~(^_^;)
もう50を過ぎたとは思えない永遠の無垢な瞳。コメディもきっちりやるし、アクションやら、戦闘意欲だの、殺意も鋭く秘め...かと思えば、女たらしなチャーミングっぷりもふんだんに持ち合わせていて(*^_^*)やっぱり永遠のスター♡ですね。
今回はオルガ・キュリレンコのキュートな瞳にもやられちゃったし、トムとの相性がすごく良かった気がしますね♪
この映画も例にもれず、意外な展開、っていう定石が進むにつれ分かってくるのだけど、あああ、うん、こういう仕掛けかーーってだんだん気づくわけ。で、思い浮かんだ映画が、「マトリックス」とユアン・マクレガー&スカーレット・ヨハンソン出演の「アイランド」。と、言っちゃうと、勘のいい人にはネタばれになっちゃうでしょうね(^_^;)
「プロメテウス」で荒涼とした惑星の俯瞰シーンがすごく映像が印象的でキレイだったのも思い出したなあ。「オブリビオン」も戦い後の放棄された大地の上空を縫うように偵察機が飛ぶ場面が大半を占めているくらいなので、なんとも言えない物悲しさを秘めたダイナミックな情景を堪能することができます。
見慣れた丸いはずの月が、戦争で崩れた小惑星のように浮かんで見えている様とか、人類が避難している三角錐?の宇宙基地もぼんやり空の彼方に見えているのも幻想的な異様さを印象付けています。
視覚的な異様さは不安感をもたらすし、それが、トム演じるジャックが常に感じている違和感にリンクしているような気がする。
汚染で住めなくなった地球で、土星の傍のタイタンへ生き残りの人間を移住させるために必要な海水採取のプラントが何機も稼働している。それを警備するのがジャックの任務だ。無駄のない、スタイリッシュなガラス張りでできた居住カプセルで寝起きし、「ポッド」と呼ばれる無人探査&攻撃機のメンテナンスも重要な彼の任務なのだが、パートナーの女性も共に数年前からの記憶が消されている。昔の記憶にこだわるジャックは、たびたび夢の中にいつも同じ女性が登場することにも戸惑っている。
前半はジャックの任務内容と、どんな感じの日常を送っているかが描かれている。生き残りのエイリアンに時々プラントの燃料電が盗まれたり、ポッドが襲撃されてしまい修理に向かったり。ほとんど疑問を持たずに任務をこなし、ひたすら地球での任務終了とタイタンへの出発を心待ちにするパートナーの女性。だがジャックは一向に地球への未練が失せず、エイリアンとの攻防にも突破口の見えない日常にいらだつ。そんな日常は人間の送り出した宇宙船が不時着したところから大きく崩れ出す。
現場へ急行するジャックは宇宙船から放り出された乗り組み員カプセルの中に夢に登場する女性がいることに驚愕する。が、同じ仲間のはずの人間が入ったカプセルを次々攻撃するポッド。身を挺して夢の中の女性と同じ顔をした彼女だけは救出したのだ。
居住カプセルにて彼女が冷凍睡眠状態で、実際には60年くらい眠っていた、ということが判明する。地球はすでに破壊されている現状を説明するのだけど、実際のジャックと彼女の関係からすると年齢的にむむむ??な感じですよねー。ジャックがまーその、純粋培養な人だから...ってことで辻褄あってるのかな(^_^;)
ジャックのアクロバティックな飛行や戦闘シーンはなかなかのスピードと迫力がある。現パートナーの女性もとっても美しく、夢の中の彼女とのからみも(ヘンな意味でなく..) 見逃せないところだし。何かと見どころは散りばめられてます。あまり上映回数も多くなく、人気ないのかと心配してましたが、決して駄作ではないし、一度は観るべき作品、いや、一回じゃあ細かいとこまでちゃんと把握できていない気が(^_^;)
エイリアンの見た目も、いつもこういう映画を観るときはちょっと身構えちゃう(グロいエイリアンはやはりちょっとね)けど、後半エイリアンのお姿御開帳は、まあ、この映画の要の部分でもありましたね。
純粋培養なジャックのオチもちょっと救われるところがありました~。これで彼女だけ助かってもね!って思って観てたので(^_^;)
しかし、この映画はSFで良かったのかな?予告で観る限りSFだし、まあ確かに近未来を描いてるのだけど。サスペンスとラブストーリーであることも間違いない。結局侵略側の正体もよく腑に落ちないまま終わってしまった...。
思うに、侵略するのにはまず敵をよく知る者が必要で、結局仲間割れさせて裏で糸ひく大国の影があり、というのが現実の戦争でもよくある図式なわけよね。彼らも効率よく地球を攻撃し、資源を運用するのに優秀で、実によく働く実働部隊を山のように獲得した...。最期の方で人間の入ったカプセルがずらり、という光景はやはり「マトリックス」と「アイランド」を思い出さずにいられなかった(^_^;)
しかしジャックの感じていた違和感、そこが彼の最も優秀と言われる所以だったのでしょうね。もちろん宇宙飛行士としても優秀だったわけですが。
この作品はDVDになったらもう一度じっくり鑑賞したいです(^O^)スケール感ありの、生理的嫌悪感まるだしのエイリアンはなしの、なかなか深いSF映画、でありました。。。。なにより物悲しい美しさがそこかしこに秘められていて興味が尽きないヽ(^o^)丿のでした。
