太陽光発電は環境や景観を破壊し、公害をまき散らし、作る電気はクズ電力で、我々の財布から金を大量に巻き上げ、使えなくなったソーラーパネルは処理も困難な産業廃棄物となり、有毒物質を垂れ流すというもう誰もがこの役立たずの太陽光発電に気が付いている。

 

 それでも強欲な政治家や政商たちはものともせずに山を削り、森を破壊し、工場の屋根に、一般住宅の屋根に次々とソーラーパネルを設置し続ける。

儲かるからである。賄賂が入るからである。

 

太陽光発電協会は恥ずかしげもなく、ホームページに、太陽光発電のメリットを次のように掲げる。

「太陽光発電の最大の特長は、エネルギー源が無尽蔵で、クリーンである点です。石油を燃焼させて電気を起こす火力発電のように、発電時にCO₂(二酸化炭素)や、SOX(硫黄酸化物)、NOX(窒素酸化物)などの大気汚染物質を発生させることがありません。 1kWシステムの年間発電量を1,000kWhとした場合、結晶系シリコン太陽電池によるCO₂削減効果は、年間で399.5kg/kWh。石油の削減量 は、年間で227リットルになります。

 

全部嘘であり、デメリットは一つも言及しない。これは投資詐欺のパンフレットと同じだ。

最近、ああそうだよね、気が付かなかった。こんな簡単なソーラー発電の欠点に気が付かなかったのである。

それは近藤邦明氏主催の「環境問題を考える」というホームページのなかの読者とのやり取りである。2019年とちょっと古いが。

 

I氏のコメント:

2019年8月13日

 おつかれさまです。いつもホームページを拝見し、勉強しています。何らかの方法で温暖化に関する正しい知識を広め、太陽光発電や風力発電の欺瞞を暴く必要があると思いますが、力不足で、まだ何もできないでいます。

今日は、太陽光発電についてお聞きします。

 太陽光発電協会という団体がホームページを出しており、太陽光パネルの出荷量の統計を載せています。それを見ますと、自家用、事業用の出荷合計は5000万キロワットを超えています。現在は事業用の出荷が圧倒的に多いです。既存のメガソーラーの実績から、100万kWの火力発電と同じ発電量を売るためには、10キロ四方の土地が2面必要だと思います。詳細は省きますが、事業用のパネルはすでに名古屋市の2倍以上の面積の野山をなぎ倒して設置されています(1万kWで20haの計算)。

(トラ注:それから5年も経っているから名古屋市の二倍どころじゃないだろう。恐らく4~5倍にもなっているのではないか。山は無残にも荒れ放題だ。)

これだけの設備の生産、設置、廃棄は火力初電以上に石油を浪費すると思います。

質問はここからです。太陽光発電装置は、どんな仕事をしているか?です。

発電効率は20%ということです。太陽光線(電磁波)を受け取った発電装置(パネル)は太陽エネルギーの20%を電気に変換しますが、あとの80%はどこへ行くのかという疑問があります。想像するに、太陽エネルギーよって高温になったパネルは空気に温度を伝える、つまり空気を温めていると思います。

受け取った太陽エネルギーの20%を電気に変え、残る80%で空気を温めるための「自然エネルギー」(太陽光)利用のヒーターではないでしょうか。

設備利用効率が低いため、地球規模で考えればたいしたことではないでしょうが、住宅地の近くにメガソーラーができれば大きな影響が出ると思います。また、大規模な自然破壊は気化熱や、植物の蒸散作用を奪い取ってしまい、その面からも気温上昇を招くのではないでしょうか。

 

 

近藤邦明氏のコメント:

2019年8月13日

・太陽光発電については、拙著「太陽光発電の大疑問」(不知火書房、2010年)の中で検討しています。太陽光発電パネルで受光するエネルギー以外は、熱伝導や赤外線放射として放出され、周辺大気を温めます。真夏の南中時(全天日射照度1000W/ m2)の太陽光発電パネルの表面温度は60℃~65℃程度になるといわれています。

・固体表面からの放射照度は、その表面温度によって推定できます。60℃(333K)の場合、太陽光発電パネルからの赤外線放射は、697.2W/ m2程度になります。65℃(338K)の場合は同じく714.1W/ m2程度になります。つまり、1平方メートル当たり700W程度の電熱器を並べたのと同じくらいの効果があります。その他に熱伝導によっても空気を温めます。

従って、全天日射照度1000W/ m2を受けて、条件が良ければ20%程度を電気として取り出し、残りの800W/ m2程度で周辺大気を温めるため、太陽光発電を設置するとその周辺はとても暑くなるはずです。

・太陽光発電を設置する前の状況が草原や雑木林であれば、1000W/ m2を受け取っても表面温度はそんなに高くはなりません。それは、植物の表面からの蒸散、地表面からの蒸発の潜熱として熱が奪われているからです。植物が熱で枯れないことからせいぜい30℃(303K)台の温度だと思います。この場合赤外線放射照度は478W/ m2程度なので、太陽光発電パネルにすることで、1平方メートル当たり300W以上余計に大気を加熱することになるのです。

(引用終わり)

   

 

ソーラーパネルで電気を作るのは誰も知っているし、その受光エネルギーの一部しか電気にしていないことは誰でも知っている。だから、大出力を得るために広大な面積のメガソーラーが必要になるわけだ。

しかし、電気に変換できなかった太陽エネルギーは何処へ行ったのか、なんて考えもしなかった。

 

景観が悪くなるとか、はげ山になって洪水、土砂崩れが発生するとかに非難が集中していた気がする。

それはそれで事実であり、メガソーラーの害悪なんだが、そもそもソーラー発電は自然エネルギーを電気にすることでエネルギー資源を得たり、結果として化石燃料発電所からのCO2の排出を抑えて、地球温暖化を防止するという触れ込みだったが、

実はソーラーパネル自体が地球温暖化促進の装置だったとは。

つまり、近藤邦明氏がいうように、1平方メートル当たり700W程度の電熱器を並べたのと同じだというのだ。想像するに恐ろしいことではないか。地球温暖化防止と称してせっせとヒーターを焚いて温暖化しているのだ。ワルの構造はワクチンと同じだ。感染症を防ぐというワクチンが癌から心筋炎からあらゆる病気の元になっているワクチン!ソーラーも同じトンデモな装置だ。

 

勉強不足だったかもしれないが、そういう指摘をしていたソーラー反対者はいたのだろうか。

今後は「ソーラーはヒーターだ!」地球を温暖化する元凶はソーラーだということを声を大にして言って行かないといけない。

 

そういうソーラー発電の仕組みから考えれば、小池百合子のバカ施策、戸建て家屋へのソーラー設置義務化は温暖化をわざわざ推し進める最悪の政策といえるだろう。

 

メガソーラーの銅線泥棒よ、大いにメガソーラー発電を止めてくれたまえ。