最近クマが多すぎる。なのに習慣からか、山菜取り、タケノコ採り、キノコ採り等々でクマなどものともせずに山に入る。そしてクマに襲われる。

今回はクマに襲われて死亡したタケノコ採り老人の遺体を収容しようとした警官がまたもやクマに襲われて重傷を負ってしまった。

そしてその後の対応が余りにもクマにビビってしまい、及び腰になり、遺体搬送もしようとしないのである。

 

警察官2人がクマに襲われた現場で発見の遺体の運び出しは難航 警察は20日の収容を断念

秋田・鹿角市 5/20(月) 

18日、行方不明者を捜索していた警察官2人がクマに襲われたほか、顔に傷のある状態の男性1人の遺体が見つかった秋田県鹿角市の山林では、遺体の運び出しが難航しています。

市と警察は会議で今後の対応を協議し、警察は20日の遺体の収容を断念しました。

18日の午後、秋田県鹿角市の山林で行方不明者を捜索していた20代と40代の男性警察官2人がクマに襲われました。現場近くでは、タケノコ採りのため入山していた青森県の64歳の男性の行方が15日から分からなくなっていて、警察官はその捜索にあたっていたところ、その男性とみられる人が顔に傷のある状態で死亡していた場所で相次いでクマに襲われたということです。2人はいずれも重傷とみられています。

 まだクマがいる可能性が高いため、男性の遺体の収容にはいたっておらず、活動は19日の午後2時過ぎから止まっています。 市や警察は20日午後の会議で今後の対応について協議しました。市は猟友会が設置したわなの確認を続け、捕獲できしだい駆除する方針です。また警察は20日の遺体の収容を断念し、21日以降に運び出すことを決めました。

(引用終わり)

 

確かに熊は狂暴だし、警官が二人も襲われて重傷を負ったから遺体搬出に慎重になるのはよく分かる。

だけどなんか変だ。

タケノコ採りで山に入った老人がクマに襲われて死亡したようなのだが、もし生きていたらこんないい加減な処置をするのだろうか。クマが近くに居そうなので負傷者は助けられません。すいませんとでも。死亡が確認されたから放っておいてもいいと判断したのか。本当に死亡していたのか?

 

クマというテロリストが怪我をした人質を取って立てこもっていた時、テロリストが何をするか分からないので、突入または人質救助は断念しました、なんて許されるのか。

秋田県警はこんないい加減な対応で恥ずかしくないのだろうか。

クマの駆除は猟友会の仕事だから警察はタッチしません、てか。

「市は猟友会が設置したわなの確認を続け、捕獲できしだい駆除する方針です。また警察は20日の遺体の収容を断念し、21日以降に運び出すことを決めました。」なんて馬鹿げた結論を出して恥ずかしくないのか。もうタケノコ採りの老人は死んでるんだから急ぐことはないですよ、なんて議論してたのか。

 

問題はクマに襲われた老人をクマが怖いからと放り出したままにしていることだ。

なんで機動隊員に重装備させて山の中に入らないのか。

なんで自衛隊に要請して数百人態勢で山の中に入らないのか。

 

このことから類推できることは、犯人が銃を持って山の中に徘徊していたら危ないから警察は捜査をしないということにつながる。

また、某国の軍隊が秘密に侵略してきても、何されるか危ないし怖いからそっとしておこう、遠巻きにして立ち入り禁止にしておこうということになる。自衛隊も警察のような対応をするのだろうか。

軟弱な国になってしまった国日本!こりゃ、ダメだ!