今日のフジテレビ「イット!」を見ていてビックリした。といっても喜びのビックリだが。

あれだけ大手マスコミがワクチン薬害について「報道しない自由」を徹底的に行使してきたテレビが遂にワクチン薬害集団提訴について報じた。

ただし、テレビはフジテレビ(TBSも扱っていたかも)のみ、新聞は毎日新聞のみのようだ。

しかし、これは一大進歩であり、国のワクチン薬害無視、マスコミの無視という固い壁への「蟻の一穴」になる可能性がある。

 

(「イット!」 4月17日放送より)

ワクチン打たされ「息子は国に殺された」「下半身不随…健康な体返して」 遺族ら集団提訴「危険性は広報せず」

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、接種後に死亡した男女の遺族や後遺症を発症した人など13人が、国を相手取り集団提訴した。遺族らは、ワクチンの危険性を広報しないまま接種を推進したことは問題だと訴える。

息子亡くした男性「ワクチンを打たされて殺された」

世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス。

ワクチンを接種した後に、死亡した人の遺族、後遺症を発症した13人が17日、国に総額9152万円の損害賠償を求め、東京地裁に集団提訴した。

2回目の接種を終えた3日後に、息子を亡くした父親は、「国の責任は重大だと思います。息子はワクチンを打って亡くなったのではありません。ワクチンを打たされて殺されたと思っています」と訴える。

訴状などによると、国がワクチン接種を新聞広告やCMなどを使って広報し、接種を強力に推し進める一方で、重篤な後遺症や死亡例などのマイナス情報については、国民に事実上、広報しないまま接種を推し進め、被害を拡げたことへの責任を問うとしている。

訴状では、国が作成した、ワクチン接種を呼びかける広告に言及。

2021年の5月9日と10日に全国紙などで呼びかけられたワクチン接種の広告には、副反応について、死亡例があることは記載されていない。

また、6月11日に総理官邸のホームページに掲載された、広報には「新型コロナワクチンは、高い効果が認められています」「ワクチン接種によるメリットが、副反応のリスクより大きいため、接種をお勧めしています」と記されている。

しかし原告側は、その根拠が何も示されていないと主張している。

当時の菅首相が、新宿区の病院でワクチン接種を受けた際、ワクチン接種の重要性を、こう訴えていた。

「ワクチン接種は発症予防とか重症化予防に効果が期待されていますので感染症対策の極めて重要なものです。これからワクチンをさらに多くの全国民の皆さんに、1日も早くお届けしなければならないと痛感した」

世界に知られた始まりは中国・武漢の集団肺炎

新型コロナウイルスが、世界に知られた始まりは2019年12月。

中国・武漢市の原因不明の肺炎の集団発生だった。その後、2020年2月には欧米でも流行し、ニューヨーク市などでは重症例も多いという報道が相次いだ。

その頃、日本でも、横浜・大黒ふ頭に寄港したダイヤモンド・プリンセス号の船内で集団感染が確認された。その後、変異を繰り返しながら、新型コロナウイルスは世界中で猛威を振るい、街から人の姿が消えるなど、その日常は一変した。

その対策の切り札として登場したのが、ワクチンだった。

下半身不随の男性「私の健康な体を返してください」

ただ、今も後遺症に苦しんでいるという男性は、こう訴える。

「現在は下半身不随で全く使いものにならず、また排泄障害、記憶障害、睡眠障害、ブレインフォグ(考えがまとまらないなど)上半身の痛みなど後遺障害が残りました。はっきり言います。私の健康な体を返してください」

被害を訴える原告側の青山弁護士は、集団提訴に踏み切った理由を、こう述べた。

「国民はワクチン接種について、自分自身で決めるための情報を与えられないまま接種を決め、そしてある方は長引く後遺症に悩まされ、ある方は数日のうちに突然の死を迎えたのです。

国がこの3年間続けてきた、新型コロナウイルス接種に関する、国民に対する数々の不正義を正すというのが、今回の集団訴訟の目的です」

(引用終わり)

 

月刊文藝春秋4月号では京大名誉教授福島雅典氏の「コロナワクチン後遺症の真実 」という記事が掲載された。それについてブログ記事を書いた。

ただその月刊誌に対する反響は余り大きくなかったのか一般的な広がりはもう一つだったようだ。

 

 

しかし、今回の「イット!」のワクチン薬害集団訴訟の報道など着実にワクチンへの見方が変化していることがうかがえる。

もちろん、 NHKも含め他のテレビ局も一切このことを報道しない。ワクチン脳に犯されたままのテレビ局やマスコミだ。( NHKも去年はワクチン薬害訴訟をニュースにしていたが)

しかし、今後この訴訟をきっかけに全国でも同様な訴訟が提起されるはずである。

いつまでマスコミは「ガン無視」「沈黙」を続けていられるか?

 

私個人の見方は悲観的だから、この訴訟は敗訴するだろう。私は裁判官など全く信用しない。

裁判官は法に基づいて判断するのでなく、国の顔色とマスコミの意向をちょろちょろ見て判断するに違いない。

裁判官が余程ワクチンについて勉強していない限り、またワクチンについて危機感を持っていない限り、世の中の馬鹿げた見方「ワクチンがコロナパンデミックを防いだ」なんていう馬鹿げた見方を基にすれば、このワクチン薬害集団訴訟で国の責任など認めるわけがないのだ。

 

今年の1月にマスク訴訟に関して、最高裁が馬鹿げた理由で判決を下している。日本の司法もアメリカ並みに堕落してきたようだ。

 

議場でマスク着用拒み、発言禁じられた町議…最高裁で敗訴確定「当時の状況考えれば違法ではない」

2024.01.30 (読売新聞)

 

 

コロナ禍が続いていた2021年7月、マスク着用を拒んだことを理由に北海道の白糠町議会が福地裕行町議(73)の議場での発言を禁じるなどした対応の是非が問われた訴訟で、最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)は24日付の決定で町議側の上告を棄却した。

最高裁判所「感染対策の徹底が求められた当時の状況を考えれば、議場の秩序維持を目的とした議会側の対応は違法ではない」などと判断し、町議側の敗訴とした2審・札幌高裁判決が確定した。

訴訟で、町議側は発言禁止処分などの取り消しや慰謝料を求めていた。

(引用終わり)

 

この最高裁クソ判決にたいするネットの声は次のようなものだった。

・マスクをしない人への差別を最高裁が認めた。理由は「状況」。つまり法律は要らない。議会という公権力が制限をしたものであり、代わりの選択肢もない。民間とはレベルが全く違う。とんでもない判決。

・日本では一度たりともマスク着用が法的義務になったことはない。 日本では法律よりも空気が優先されると最高裁が判断を下したわけだ。 医学会の腐敗も相当なものだが、司法の腐敗はそれ以上だな。

これが通るなら、もうカネミ油でも水俣病でも闘えなくなるだろ。高度経済成長という「当時の状況」を考えるならな。過労死させたブラック企業相手の裁判すら足元からぐらつくんじゃねえか?

・酷い判決。その場の空気が法律より優先されるなんて。

・ホントにこの国は空気が法律。ありえんな。

・左派はこの判決の意味を考えて大騒ぎするとこだぞ。空気が法を超えるんだから。

人を殺めても、あの時の状況なら仕方ないってなるのか?恐ろしい判決だ。

・これは恐ろしい判決だ。その場の状況が法律を超えるというのを最高裁が判断したのだ。

・マスクに感染予防効果があればが前提だろ思考停止か?

「あの時は仕方なかった」で済むなら最高裁要らない

・日本の司法は今日、死んだに等しいと思う。

・これが日本の司法。状況で勝手に法律を作るな。

 

これが最高裁の判決かとみんな呆れかえっているのだ。このネットの声はみんな正鵠を得ている。

そしてこんな馬鹿げた判決が通るなら、ワクチン薬害集団訴訟の判決も推して知るべしなのである。

その声がもうその時上がっていた。

ワクチン被害者が訴えても負け確定。ワクチンが害でも当時の状況を考えれば仕方がない。くそ判決!」

 

恐らく厚労省もこの「ありがたい判決」を知っているに違いない。

だから、「当時の状況を考えればワクチンを早急に接種を進めるのは当然のことである」とうそぶいて訴訟をせせら笑うだろう。

そうさせないためには、先日の池袋デモ行進のようなパワーの結集が必要で、マスコミがワクチン被害に気が付いて批判的になれば、裁判官はバカだから世の中の動きに合わせて判決を書き換える可能性があるのだ。

まあ、ワクチン被害が徐々に認められ始めた第一歩だと思うことにしよう。