小泉悠というロシアの軍事専門研究者がいる。いつの間にか東京大学の准教授になっていた。

日本でウクライナ寄り、西側寄りの言説しか吐かない軍事専門家、国際政治学者の一人だ。ウクライナ戦争初期にはこいつら(高橋杉雄ら)がよってたかってロシア軍は弱いと言い、プーチンは悪魔だと言い、偽旗作戦を全部ロシアを悪者にし、言いたい放題だった。全てはアメリカの情報からのみによる論理展開だ。恥というものはないのか。

しかし、戦況はウクライナの圧倒的な不利になり、ロシア軍に圧倒されて西側にもウクライナ疲れが出てきている中での小泉悠に対する NHKのインタビューだ。

これは記録しておかないといけない。

何故なら、こういう奴らはウクライナの負けが完膚なきまでに明らかになったとき、必ず過去の言説を無視し、ひっくり返すからである。そして素知らぬ顔をして、ウクライナ戦争の論評を「初めからロシアが勝つと思っていました」などと言い出すのである。

だからこいつらの言ったことは記録しておかないといけないのだ。

 

「NYTもいよいよ2014年から戦争が始まっていたのを書き始めたね。これで”ロシアが一方的に侵略”とはよく言えたものだ。あたかも”ロシアが一方的に侵略”をしたと言ってきた識者と言われる人たちは謝った方がいいと思う。信頼を失うだけだもの。今なら”知りませんでした、すいません”で済むんでない?」

というJano66さんのツイートを引用しつつ、ブログ蚊居肢が書いている。

「で、問いは国際政治学者連中だな、例えば次のようなことを言って「集団いじめ」をしたり、代理戦争を根本的に否定して「ロシア絶対悪」に専心してきた篠田英朗やら池内恵やら(もちろん国際政治学者でそうであったのはこの二人だけではなく、鈴木一人やら細谷雄一やら小泉悠やら、さらにごく最近沈没したらしい東野篤子やらがいるが…)

どうするのかね、彼らは。学者としての誇りで自らの誤謬を認めることが出来なさそうなタイプのように見えるから、このまま意地を張り続けるんだろうか。

ま、何よりも重要なのは、彼らに対して「特別軍事作戦」が始まってから主張し続けてきたロシア絶対悪を、この今でもそう思っているのかと問い詰めることだよ。これはウヤムヤにしちゃダメだ、そしてこの今でもロシア絶対悪だと断言するなら、私は彼らの首尾一貫性を「尊敬」する。」

 

という蚊居肢氏も書く如く「よりも重要なのは、彼らに対して「特別軍事作戦」が始まってから主張し続けてきたロシア絶対悪を、この今でもそう思っているのかと問い詰めることだよ」ということで、ウクライナ戦争の中間点における小泉悠の言説を記録するのである。

 

 NHK国際ニュースナビ 2023.3.1

プーチン氏は戦争をやめない!再びキーウ侵攻?侵攻2年を分析

 

「この戦争が4年目にもつれ込むことはおそらく確実だ」

3年目に突入したロシアによるウクライナへの軍事侵攻。すでに来年以降も戦争が続く可能性を指摘するのは、国内きって(トラ注 嘘つけ!言うなら日本きっての西側戦争プロパガンダをまき散らす男じゃないのか)のロシア軍ウォッチャー東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠准教授です。

ウクライナ軍の反転攻勢が“失敗”した一方、小泉氏はロシア軍も戦局を一気に変えるほどの能力はないと分析。“プーチンの戦争”はさらに長期化すると予見します。

戦局のカギを握るのは、やはりあの大国。そして、日本が議論を始めるべきこととは。

(国際部記者 大石真由)

※以下、小泉氏の話(インタビューは2024年2月23日)

 

これは芸人土田晃之 小泉悠に似てるね

 

この1年の戦況をどう見るか?

去年(2023年)2月ごろと現在の戦況図を比べてみると、ほとんど変わっておらず、この1年を大きな視点で見ると、こう着状態が続いてきたといえると思います。

 

この戦争は戦術レベルで見ると、攻める側にとって著しく不利な戦争になっています。古典的な塹壕とドローンのような新しいテクノロジー、そして動員できる兵力が、ロシアとウクライナ双方で拮抗しているからです。こうしたいろいろな条件が重なった結果、攻めるのがすごく難しく、守る側のほうが優位な戦争になっているということがいえると思います。結果として、戦況は大きくみると変わっていません。

ただ、そのなかで戦況を動かそうとする動きはあったわけです。1つは去年夏にウクライナ軍が行った、いわゆる反転攻勢で、これはうまくいっていない。(トラ注 うまくいっていないではなく、失敗した、だろう!)

その後、ロシア軍がウクライナ東部で攻勢に出て、アウディーイウカという都市を落としました。ただ、ロシア軍もいくつかの局面で圧迫をかけていますが、大突破を行って戦線の形を大きく動かすような力になっているかというと、そうはなっていません。

今はロシアが攻めるフェーズになっていて、おそらくこれから先も、いくつかのウクライナの都市がロシア軍の制圧下に入るということはあるだろうと思っています。ただ、それによってウクライナ側にとって戦争の継続が不可能になるということには当面はならず、この先1年くらいは見通せるのではないかと思うんですね。(トラ注 もうウクライナ軍は崩壊し、兵士も武器も砲弾もないのに、まだこの先1年くらいは見通せるなんて馬鹿げたことをいうのか小泉は!)

 アウディーイウカからの撤退、ウクライナ側には痛手では?

アウディーイウカの攻略でロシア軍が用いた方法は、同じ東部の要衝バフムトの攻略の時とよく似ています。囚人兵を大量に動員して、ものすごい数の人間を死なせて、代わりにわずかずつでも前進する。(トラ注 囚人兵を大量に動員してなんて聞いたことがないぞ!)これを続けた結果として、ウクライナ軍は背後の補給ラインを遮断され、ある程度のところで撤退するしかないという状況になりました。

ただ、私はアウディーイウカの掌握が戦略レベルでものすごく大きなインパクトを持つかというと、そんなに大きなものではないだろうと思っています。(トラ注 敗走を転進という大本営発表か小泉よ)

都市ですから道路がいくつか結節点があるとか、そういう意味での要衝ではあるんですけれど、戦略レベルでいえば、アウディーイウカが落ちたからといって、ウクライナ側が戦争を継続できなくなる、そういう意味での要衝ではないんですよね。(トラ注 ウクライナはここからドンバス地域を砲撃する拠点であった。政治的にも確保する意味があったからウクライナ軍は死闘をしてきたのではないか。負け惜しみをいうな、小泉悠!)

去年夏にウクライナ軍が反転攻勢で狙いにいったロシアの支配下にあった南部ザポリージャ州のトクマクやメリトポリは、本当の意味で要衝です。ここが落ちると、ロシア軍の兵たんとか防衛戦略が崩壊しかねないというところで、ウクライナ軍も狙いにいき、ロシア軍も要塞を固めていたわけです。

一方で、アウディーイウカやバフムトはそうではないんです。(トラ注 ゼレンスキーが撤退を許さず無意味な突撃をさせていたことの意味を考えよ、小泉悠!)ただ、こういうことがいくつも続いていくと、ロシアの支配地域はじわじわと増えていくわけです。そのことがウクライナ国民の士気や、支援している国際社会側が「これだけ支援しているのに全然だめじゃないか」という世論になってしまう、こうした影響のほうが大きいのではないかと思います。

 

 

ウクライナの反転攻勢はどうなる?ロシアは掌握地域を広げる?

ウクライナ軍は当面、大規模な攻勢を行う能力がないのは明らかだと思います。去年夏から秋にかけての反転攻勢で相当戦力を消耗していて、明らかに再編成が必要なんです。(トラ注 再編したくても兵員が補充できないだろう)

ロシア軍からすると、自分たちが圧力をかける側に回るんだということなんだと思いますが、ロシア側も、大規模かつ調整された攻勢を行う能力がないだろうと思います。(トラ注 ロシア軍も弱いということをどうしても言わないと気が済まないらしい小泉)

なぜならこの2年の戦争で、ロシア軍の中でも現場で指揮官を務められるような職業軍人が相当犠牲になっているからです。兵隊自体は動員や高給で集められているようなんですが、そういう人を組織化して戦わせられる現場指揮官が相当足りないだろうと思います。

兵器は増産できて足りているので、現場の1つ1つの局面でみると、おそらくロシア軍は依然として強いはずです。ただ、数の相乗効果をなすような組織化が、相当弱いんじゃないかというふうに私にはみえます。(トラ注 ロシア軍はウクライナ戦争を経験するたびに組織的に強くなっていることを理解できないのか小泉は)

ロシア軍が今後もじわりじわりと支配地域を広げて進めていくとは思いますが、戦局を一気に変えるような決定的な行動をとることは、これから先もしばらく難しいのではないかと考えています。(トラ注 ロシア軍は占領地域を拡大するのがこの戦争の目的ではないんだが)

北朝鮮やイランがロシア軍を支えている?

ロシア軍はこの戦争1年目に榴弾砲の弾を大体1000万発撃ったと言われています。ただ、ロシア国内での生産能力はだいたい年間200万発くらいで、今、増産をかけているんですけど、エストニア国防省のレポートによると、350万から400万発くらい生産できるだろうという推定なんです。

これまでは、ためていた在庫と、新たに生産した弾で年間1000万発の砲撃能力を維持していたわけですが、おそらく在庫はほぼ使い切っていると考えられます。そして、新たな生産分は頑張っても年間400万発だとすると、どこかからもってこないと、これまでの火力を支えきれないわけですよね。(トラ注 ロシアの兵站能力は西側と比べ格段の差があるから戦って来れたんだが)

ロシア軍の大砲に合う弾を持っていて、なおかつ政治的に供給してもいいという国は世界でもほとんどないわけです。そのなかで、北朝鮮が弾を供給してくれているらしい、イランも供給しているらしいと言われている。供給量はイランはそんなに多くないと思う一方で、北朝鮮は100万発、またはもっと多いと言われています。仮に100万発だとすると、ロシア軍が1日に1万発くらい榴弾砲を撃っていると言われていますから、大体100日分くらいにはなります。3か月半くらいのロシア軍の戦闘を支えるだけの弾の供給になるので、これは相当大きいですよね。

今夏にロシア軍の大規模攻勢ある?キーウへの再侵攻は?

この戦争に関して、プーチン大統領が戦争前に言ったことや戦争が始まってから言ってきたことを分析してみると、ロシアとしてはウクライナの土地を占拠することは特に目的ではないのではないかという気がするんです。(トラ注 最初からプーチンはそう言っているが)

もっと政治的なもので、ウクライナという国家がロシアに逆らえないような属国になることです。

もしもこれがロシア側の戦争の目的の1丁目1番地だとすると、現状ではまったくロシアは満足できていないということになります。そうなると、どこかの時点でウクライナが国家として組織的な抵抗をしなくなるというところまで、戦争を続ける必要が出てきます。(トラ注 ウクライナを非軍事化して中立化することがロシアの目的であり、属国にするなんて勝手なことを言うなよ)

それを最も早く達成する方法は、首都キーウを侵攻して占拠し、ゼレンスキー政権を瓦解させたうえで、(トラ注 キエフ占拠なんてする訳ないし、必要もないぞ)ウクライナ軍を解体してNATO=北大西洋条約機構にも加盟させないことで、このロシア側の原則は揺らいでいないんじゃないかと思います。

キーウへの再侵攻、その手前のハルキウへの侵攻はあり得るだろうと思います。

ただ、キーウに侵攻するとなると、再びベラルーシやロシア西部のベルゴロド周辺に、相当大規模な侵攻部隊を集めるという動きが現れるはずなんです。これはまだ確認されていませんし、ロシア軍は兵士の数は集め直したものの、現場の指揮能力は相当低いと思われるので、今年の夏に発動できるかというと、ちょっと厳しいのではないかという気はします。

いつまで戦争続く?停戦や終結の可能性は?

ロシアのプーチン大統領からみると、戦場の現実はまったく不満足で、いまロシア軍がおし始めている状況は悪くはない、とみているとすると、「ではこの先2年でも3年でも続ければいいのではないか」というような話になる可能性は高い。

逆にウクライナ側からみると、そもそもウクライナという国家そのものが存続できるかどうかという瀬戸際なので、なかなか停戦に応じにくく、(トラ注 停戦に応じないのはゼレンスキー、プーチンはいつでも停戦をしたいと言っているが)今後もこの戦争が終わらないであろうと。

ウクライナとしては今、停戦の話をするのはすごく不利なので、まずそういう話を持ち出さないだろうと思います。

というのも、ロシア軍はウクライナの国土の18%くらいを占拠していて、ウクライナ側がこれをすべて取り返すことは軍事的になかなか難しいけれども、少なくとも占領地域が17%、16%、15%になるという状況を見せつけないと、プーチン大統領に話し合おうじゃないかと言わせられないだろうと思います。こうしたことからも、ウクライナ側としては、ロシアと話し合いに持っていくためにも軍事的に有利な状況を1回つくるしかない、というのが私の考えです。(トラ注 こういうところが小泉のアホなところ。太平洋戦争最後の日本軍の「一撃講和論」と同じ考え。だからいつまでも戦争がやめられない。無駄に戦死者を増やす!)

このため、この戦争はまだ長く続くと思います。今まさに3年目に入るところですけど、どちらも決定打を得られなくて、おそらく4年目にもつれ込むことが確実なんじゃないかということが、私も含めて多くの軍事専門家が考えているんですよね。

この戦争はテーブルの上で話し合って終わらすことは非常に難しくて、どちらかというと戦場の現実をテーブルの上に反映させるという終わり方になるのではないかと思うんですね。

ということは、戦場の現実の方をロシアに一方的に有利な形にはしないということが求められると思うので、そこで日本を含めたG7として何ができるのかが問われると思います。

ウクライナ国内の世論は?厭戦気分は?

ウクライナでは、2年もたってうんざり感が出てくるのは当然だろうと思うんですね。

ただ、もう何もかも売っちゃってロシアの支配下に入って生きていけばいいじゃないという人は依然としてあまり多くなさそうなんですよね。うんざりはしながらもやることはやるしかないんじゃないかというのが、ウクライナ世論の正直なところではないかと感じています。(トラ注 言論弾圧されているウクライナ国民は本当のことが言えないが、それでもゼレンスキー批判は高まっている)

 

侵攻から2年 キーウ市内の壁には所狭しと戦死した兵士の写真が

 

ただ、気をつけなくてはいけないのが、この2年間は戦争に耐えてきたけど、動員された人とされてない人がいて、動員された人やその家族は圧倒的に不公平感を持っているわけです。その中には死んでしまった人もいるわけです。あるいは、戦場で命をかけている人がいるかと思うと、国防省の高官が汚職をしているとか、そういう不満は国民には間違いなくたまっているわけです。

だから支援する側のわれわれとしても、ウクライナの主権が侵されることは認めがたいので支援する、あるいは将来的にNATOやEU加盟の話はするけれども、それと同時にウクライナの国のあり方をもう少し考え直してくださいと言い続けていかないといけないと思います。(トラ注 ウクライナ支援はウクライナ国民を殺すだけという声が世界的に高まっているというのに、小泉はまだウクライナ国民に戦争を強いる悪魔のような男!)それが結果的にウクライナの抵抗(トラ注 無駄な抵抗をいつまでさせるつもりか、お前が鉄砲担いで前線に行けよ!)を、より効率的なものにするし、士気を支える部分でもあると思っています。

ロシア国内の世論は?

おそらく大部分のロシア国民にとって、戦争はテレビの向こうのことなんですよね。(トラ注 バカなことを。ロシア軍兵士も何万人も死んでいる。他人ごとではないんだ。)

今、戦争経済でロシアの経済は潤ってはいるので、給料も上がっているし、GDP成長率も高いと報じられているし、なんとなく変な『多幸感』(トラ注 小泉よ、それでもロシア通なのか!バカ言うなよ)があると思うんです。私は長い間、ロシアに行けていないので、ロシア社会がどんな雰囲気かわかりませんけど、伝わってくる話や新聞の見出しを見ていると、そういう感じがします。

いますぐに国民がこの戦争に『NO』という声をあげるだろうという期待は持っていません。

もっといえば、プーチン大統領が言うウクライナを取り返す、アメリカにひと泡ふかせてやるんだ(トラ注 プーチンがそんな下司な考えで戦争をしているわけないだろう!バカじゃないのか小泉!)というようなナショナリスティックなスローガンがある程度人々の心を捉えている部分もあるんじゃないか、これも現実として考えるべきではないかと思います。

ロシア人のなかにうんざり感が広がっているのは広がっていても、もう戦争はやめようという方向に大多数の声が向かっていかない。ロシア、ウクライナ双方がうんざりしながらも、戦争はやっぱり継続していくということが予想されると思うんですよね。(トラ注 それはゼレンスキーやネオコンだけだ)

ロシアの脅威、ヨーロッパへの影響は?

ヨーロッパで大規模な戦争が起こっていることがニューノーマルになるということだと思います。

エストニアに行ってきたばかりですが、エストニアは実際にロシアと国境を接していて、すぐそこにロシアが見える。そういう国民からすると、国土が侵されることが将来の可能性というよりも、明日にも起こりうることなんだという非常に強い危機感につながっているわけですね。

ヨーロッパにおいて、冷戦そのものとは言わないですが、冷戦期に近い『軍事的緊張』が戻ってきて、なおかつ、これが長期的に続くということが考えられると思います。

揺れるアメリカ国内、どう影響?

アメリカの対ウクライナ支援が完全に止まったらどうか、あるいはバイデン政権が要求している610億ドルの対ウクライナ支援の予算が通って、アメリカがフルに支援を再開できたらどうか、両極端で考えられます。

対ウクライナ支援の予算がこの春までに通るのであれば、ウクライナは2025年以降に再び反転攻勢に出られるだろうと思います。(トラ注 小泉は戦争は武器と砲弾だけでやれると思っている大バカ者。戦うウクライナ兵士が誰もおらんだろう!)この場合はロシア側から大幅に土地を取り返して、そのことを材料として停戦交渉に入る道筋が見えてきます。(トラ注 武器と砲弾を貰えば土地を奪還できると本気で考えている「軍事専門家小泉」)4年くらいで戦争を終わらせられるかもしれないという望みにつなげることになるわけです。

一方で、アメリカの支援が止まり、EUが約束している4年間で500億ユーロの軍事援助資金と、イギリス、ドイツ、フランスの2国間軍事援助だけで、ウクライナ軍が戦力を再編して反転攻勢に出なければいけないとすると、これは不可能ではないにしても時間がかかると思います。今、想定される1年ではおそらくできず、2年とかかかってしまう。とすると、ウクライナがようやく反転攻勢に出られるのが2026年とかに想定されるわけで、これは戦争5年コースに入っていくわけです。

アメリカの支援が入ってくるかこないかは、この戦争が中期で終わるのか、長期のベトナム戦争のような長い戦争になってくるのかの境目だろうと思っています。(トラ注 そんなに長い戦争をウクライナ国民が許すと思うのか。もうその時はウクライナ国民は馬鹿げた戦争をやってしまったことにみんな気付いているはずだろう)

ただ理屈の上ではウクライナがもう2年かけて軍を再編成して、反転攻勢に出るということは考えられますが、その前にウクライナ国民の抵抗の意思や周辺国の支援の意思がついえてしまう可能性もあるのではないかと心配しています。

いずれにしても、アメリカが大きく鍵をにぎる部分になるのではないかと思っています。(トラ注 全く戦争を止めさせたくない小泉悠!)

日本はどうする?

いろいろな考えがあると思いますけど、安全保障の専門家としては、大規模な侵略が可能性の問題ではなく、本当にありうる、いま起こっている。こういうことが21世紀半ばに当たり前になってしまうのは、極めて日本にとって不利だと思うんですよね。

そういうことをしようとした国はあったけどうまくいきませんでした、結局いいことはなかった、というふうに落ち着かせるのが日本の国益だと思うんですよ。そのためにやるべきことはやるべきだと思っています。

現状、日本政府は2014年の最初のロシアの侵略※の時と比べると、非常に熱心に対応していると思います。巨額の民生支援や、G7の足並みを乱さないようロシアに厳しい経済制裁を行うなど、大変評価できると思います。(トラ注 開いた口が塞がらない。日本は関係ない国ウクライナの戦争にのめり込んでいる。その愚を小泉は称賛する!アタオカだな。)

今後はウクライナの抵抗を直接支えるような軍事支援、例えば武器を供与したり、武器を買うお金を支援したりすることに踏み込むかどうかです。まさに日本人として、どういう国家のあり方を望むかという哲学的な問題(トラ注 なんで日本がウクライナのために軍事支援することが哲学的な問題なのか。単に平和国家をかなぐり捨てて戦争する国になるというだけのこと。まさに狂っている小泉悠!)なので、これが正解とはいえませんけれども、議論はしてもいい(トラ注 全く不要。支援中止の一択!)のではないかと思います。

 

※2014年にプーチン政権が後押しする親ロシア派が、ロシア系住民が多くを占める南部クリミアで住民投票を強行。プーチン政権は圧倒的多数の賛成を得たとしてクリミアの併合を一方的に宣言した。さらに東部のドネツク州とルハンシク州ではロシアの後ろ盾を受けた親ロシア派の武装勢力が支配地域を広げ、ウクライナ軍との間で戦闘が続いた。

(引用終わり)

 

最後の※の解説は NHK国際部記者大石真由というバカ女が書いたようだ。

ウクライナ戦争について何の勉強もしていないことがこの解説を読むとよくわかる。全てがロシア及び親ロシア派が悪いと書いている。マイダン革命という民主主義を否定したネオナチクーデタードンバス地域での親ロシア派住民虐殺に全く触れないのはどういうことか。こんな奴の給料を我々視聴者が受信料という名の税金を払っていることに腹が立つ。